瀬戸内4県の海洋プラスチックごみ状況を鑑賞システム「みどころキューブ」で体験的に学習
大日本印刷(DNP)

子どもたちが環境問題に興味を持ちながら学ぶ環境啓発の新しい形を目指す
大日本印刷株式会社(DNP)は、瀬戸内海に面する4県(岡山・広島・香川・愛媛)で2025年6月21日~9月14日に開催された環境イベントにおいて、DNPコンテンツインタラクティブシステム「みどころキューブ(R)」*1を活用した環境啓発展示を行いました。本件は「日本財団・瀬戸内オーシャンズX 瀬戸内海洋ごみ削減行動促進 支援基金」*2の助成を受けたNPO法人木野環境に協力したものです。楽しみながら操作できるインターフェースを通じて、子どもたちが海洋プラスチックごみの種類や性質を自ら探索して学べる体験を提供し、瀬戸内海の現状を実感し、ごみ削減やリサイクルへの意識を高めることを目指しました。
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「みどころキューブ」で海洋プラスチックごみについて学ぶ見学者
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「みどころキューブ」の画面イメージ
背景と概要
近年、海洋プラスチックごみが世界的な環境課題となる中、本州・四国・九州に囲まれた閉鎖性海域の瀬戸内海では、特に陸域から流出するごみの削減が重要となっています。DNPは、「DNPグループ環境ビジョン2050」に基づいて「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現を目指しており、海岸漂着ごみの循環利用に取り組む木野環境に協力し、ごみの流出を防ぐための生活者への啓発を実施しました。
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NPO法人木野環境とDNPの役割
「みどころキューブ」を使った展示のポイント
1.可視化による気づき
「みどころキューブ」のバーチャルな3D空間で、瀬戸内海で回収された海洋ごみを立体的に表現しました。浮遊するごみや沈むごみなど、見えにくい実態を可視化することで、体験的に学ぶことができます。
2.子どもたちも楽しめる設計
立方体(キューブ)のインターフェースを回しながら操作する仕組みで、生活者はまるでごみ拾いをしているような感覚で利用できます。楽しみながら学ぶことで、子どもたちの主体的な関心を引き出します。
3.意識変容の効果
環境イベントの来場者からは、「自分たちがごみを減らせば瀬戸内海はきれいになると理解できた」「なるべくマイバッグや水筒を使いたい」などの声が寄せられ、具体的な行動につながる意識の高まりが見られました。
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「みどころキューブ」の画面イメージ
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「みどころキューブ」の画面イメージ
今後の展開
今回の出展を通じて、DNPは「みどころキューブ」による子どもたちへの環境意識の啓発に高い効果を確認しました。今後は2026年度以降、全国の自治体や教育機関への導入を段階的に進め、まずは瀬戸内海に面する中四国・関西エリアからパイロット展開を予定しています。さらに環境団体や教育機関との連携を強化し、子どもたちが自分の“ふるさとの海”に愛着と誇りを持ち、持続可能な社会の担い手として主体的に行動できるよう支援していきます。
*1 「みどころキューブ」について →
https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail/20172726_4986.html
*2 「瀬戸内オーシャンズX」について →
https://setouchi-oceansx.jp/
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プレスリリース提供:PR TIMES




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