朝食に副菜を食べない市民31.8%という衝撃。入間市がコンビニで仕掛ける「副菜プラス1品」作戦
入間市

~入間市内のセブン-イレブンで展開する、健康無関心層へのゲリラ的アプローチ~
入間市(埼玉県・人口約14万人)が、食育推進の新たな一手として、市内セブン-イレブンで「やさいどり」POPの掲示を10月1日からスタートしました。
狙いは明確。朝食に副菜をほとんど食べない市民31.8%という、令和4年度の市民健康実態調査で明らかになった現実を変えること。
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※店舗により掲示状況は異なります。
従来の行政アプローチは、すでに健康意識の高い層には届いても、本当に届けたい「健康無関心層」にはスルーされがち。
そこで入間市が目をつけたのが、市民が日常的に訪れるコンビニという空間。おにぎりやパンを手に取る、その瞬間に「あと一品、副菜も」というメッセージを届ける戦略です。
株式会社セブン-イレブン・ジャパンとの包括連携協定(2025年2月締結)を活かし、POPには市公式HPの簡単野菜レシピへ誘導するQRコードも掲載。カット野菜や総菜を活用した、管理栄養士考案の「パパっと」作れるレシピを紹介しています。
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国で毎年行っている、国民健康・栄養調査(令和5年度)では、20歳以上の野菜摂取量は平均256.0g/日で、特に男性は直近10年間で有意に減少。20代が最も少なく、若年層ほど野菜離れが進んでいます。
入間市の取り組みは、この全国的な課題に対する地方自治体からの逆襲とも言えます。
従来の「広報誌で呼びかける」「講座を開催する」といった手法だけでは、健康無関心層には届きません。
入間市が今回仕掛けるのは、市民の動線に自然に溶け込み、購買行動の瞬間に「気づき」を与える、いわばナッジ理論を実装した食育推進。
健康福祉センターの管理栄養士が考案したレシピは、「コンビニで買えるもので、すぐ作れる」という徹底的な実用性重視。行政の「べき論」ではなく、市民の「できる」を起点にした設計です。
入間市はこの取り組みを皮切りに、SNSで食に関する投稿や、レシピコンテストを開催し、受賞レシピを様々な場面で活用していく等の継続的な食育エコシステムの構築を視野に入れています。
さらに他のコンビニチェーンや企業との連携も模索中。「副菜プラス1品」は、入間市が仕掛ける食育イノベーションの第一章に過ぎません。
つきましては、皆様に取材ならびに記事掲載について検討いただきたく御案内申し上げます。
期間:2025年10月1日(水)~10月31日(金)
場所:入間市内セブン-イレブン店舗
内容:「やさいどり」POP 2種類の店内掲示
特設サイト:「いるまベジ活~パパっとかんたん野菜レシピ~」
https://www.city.iruma.saitama.jp/soshiki/chiikihokenka/kenkozukuri/shokuiku/13906.html
【狭山茶の郷から世界へ】入間市が描く「Well-being City」の未来図~伝統の茶文化と最先端のまちづくりが織りなす、心豊かな暮らしの新モデル~
首都圏から電車で約1時間。市内には緑豊かな茶畑が広がり、季節の移ろいとともに風景が変化する、どこか懐かしい景色が残されています。入間市は、商業的茶産地としては日本最北に位置し、狭山茶の発展とブランド化に大きく関わってきた地域です。歴史ある茶文化を大切にしながら、現在では多様な文化や価値観を取り入れたまちづくりに取り組んでいます。
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伝統と多様性が調和する、入間市ならではの景観
関東平野の自然に恵まれたこの地では、代々受け継がれてきた茶農家の手により、狭山茶が丁寧に育てられています。
一方で、米軍基地跡地を再整備した「ジョンソンタウン」や、大型商業施設「三井アウトレットパーク入間」などもあり、伝統と現代的な要素が調和したまちの風景が広がります。
こうした多様性こそが、入間市の大きな魅力の一つです。




記事提供:PRTimes