米国の建設会社「GCON社」およびそのグループ会社の株式取得について
株式会社大林組

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:佐藤俊美)は、米国で建設事業を手掛けるグループ会社ウェブコー(本社:カリフォルニア州サンフランシスコ、社長兼CEO:Matt Rossie)を通じて、米国の建設会社「GCON, Inc.」およびそのグループ会社2社(本社:アリゾナ州フェニックス、CEO:Mike Godbehere、以下3社総称して「GCON社」)の全株式を取得することで合意しました。GCON社は、アリゾナ州をはじめ米国10州で、データセンター、半導体製造、ヘルスケア、航空、商業、高等教育、公共事業分野における建設事業を展開しています。
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GCON社がアリゾナ州で施工するデータセンター
米国におけるデータセンターや半導体製造施設などの建設・改修といったクリティカルエンバイロメント(※1)分野の建設市場は、AIの普及による需要拡大を受けて急拡大しており、今後も成長が見込まれています。特にアリゾナ州をはじめとする南西部はその集積地として旺盛な投資が行われています。
GCON社は、クリティカルエンバイロメント分野の豊富な施工実績を有しており、GCON社が拠点とするアリゾナ州では、半導体製造施設の改修工事実績で高く評価されているほか、コロケーター向けデータセンター(※2)の建設でも実績を持ちます。また、同社は、設備工事分野の技術人材を多数抱え、その多くがクリティカルエンバイロメント分野の実務経験を備えています。
大林グループは、日本やアジア諸国でクリティカルエンバイロメント分野での施工実績を有しています。今回、米国カリフォルニア州における住宅、病院、教育施設などの豊富な建設事業の実績を有するウェブコーの子会社としてGCON社を取得することで、ウェブコーの経営基盤に加えGCON社の現地ネットワーク、顧客基盤、施工実績を活用し、急成長する米国のクリティカルエンバイロメント分野に本格参入するとともに、ウェブコーの拠点であるカリフォルニア州に隣接するアリゾナ州へ事業領域を拡大することで、大林グループのさらなる企業価値向上を実現します。
GCON社概要
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[表1:
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買収の概要
[表2:
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※1 クリティカルエンバイロメント
研究施設、データセンター、病院、製造施設など、高度な環境管理が要求される施設
※2 コロケーター向けデータセンター
複数のユーザーがスペースを共有し、サーバーやネットワーク機器などを設置するデータセンター
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes