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東北大発・再沈殿法を核に有機ナノ粒子化技術の社会実装を目指す、NanoFrontierのファーストラウンドにおいてリード出資

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ

東北大発・再沈殿法を核に有機ナノ粒子化技術の社会実


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56091/188/56091-188-0dfec042f94f28802e9e2ab9db6c4920-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(代表取締役:田島 聡一、本社:東京都渋谷区、以下:当社)は、同社が運用するGenesia Venture Fund 4号(以下、GV-4)より、東北大学発のディープテックスタートアップである NanoFrontier 株式会社(ナノフロンティア|代表取締役:井上 誠也、本社:宮城県仙台市、以下:NanoFrontier)のファーストラウンドにおいてリード出資したことをお知らせいたします。
同ラウンドの出資者は、日東紡績株式会社、アニマルスピリッツ合同会社、モバイル・インターネットキャピタル株式会社です。
出資の背景と市場機会
資源制約や環境規制の強化を背景に、液体に機能を付与するナノ材料への需要が高まっている中で、NanoFrontier は、室温常圧・低エネルギーで有機ナノ粒子を均一かつ高濃度に分散させる「再沈殿法」を中核とし、センサー、電解液、冷却液、触媒、ドラッグデリバリーまで複数領域を横断するプラットフォームを構築しています。
従来の手法と比べてコストと環境負荷の低減と性能向上を両立できる点に加え、30 年超の学術知見と産業連携で蓄積されたレシピ群、さらに AI×Materials Informatics(MI)と自動化による高速な条件探索とスケール移行の知見を組み合わせる戦略を同社の経営チームと協働して実現すべく、このたびの出資に至りました。
事業・技術の特徴
NanoFrontier のコア技術は、有機ナノ粒子の「再沈殿法」による合成と高濃度・均一分散です。PFAS など特定有害物質の現場即時呈色検出を皮切りに、レアメタルフリーで低コストな蓄電池材料、データセンター向けの高機能冷却液、水素輸送におけるエネルギーロス低減を狙う触媒・熱伝導フィラー、さらには副作用低減を目指すキャリアフリーのドラッグデリバリーまで、応用領域の広がりが特徴です。
事業モデルは、製品販売(自社/OEM)に加え、受託製造(CDMO 型)やプロセス・レシピのライセンス、技術支援やコンサルティングを状況に応じて組み合わせ、将来的な MI/データ提供による価値循環も見据えています。
資金使途と今後の展望
今回調達した資金は、東北大学内の研究開発拠点の新設などに投じられる予定です。また、PFAS 即時呈色検出試薬の実証を加速しつつ、自治体や水処理・装置メーカーとの連携を広げます。並行して、ナノ粒子の連続量産装置を開発してスケール移行の指針を確立し、設計空間・工程管理・ロット規格の標準化により安定供給を実現します。研究開発の自動化パイプラインを整備してデータ駆動の探索最適化を取り入れ、試作から評価、量産までのリードタイム短縮を図ります。
組織面では、合成化学、分析・品質保証、データエンジニアリング、オペレーションの各分野で採用を強化し、実装力を高めます。

▼採用情報:https://careers.nanofrontier.jp/
出資について
株式会社ジェネシア・ベンチャーズ Investment Manager 曽我部 崇
NanoFrontierの代表の井上さんとは学生時代、スタートアップ関連のイベントで出会って以来、事業を模索している時期から継続的にお話ししてきました。未知の領域にも臆せず飛び込み、自ら学びながら本質を掴もうとする姿勢には、いつも強い刺激を受けています。
また、CTOの岡先生が所属する東北大学・笠井研究室は、私が学生時代に在籍していた化学バイオ工学科の研究室でもあります。同研究室では三十年以上にわたり、再沈殿法によるナノ粒子合成を探究してきました。NanoFrontierはその知見を基盤に、常温常圧・低エネルギー環境で有機・複合系ナノ粒子を高精度に量産できるという、産業実装レベルのブレークスルーを実現しています。
研究の蓄積とチームの推進力が交わることで、ナノテクノロジーの新たな地平を切り拓く企業になると確信しています。

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ General Partner 鈴木 隆宏
NanoFrontierの初めての資金調達ラウンドでリード投資させていただけたことを大変嬉しく思います。代表の井上さんとは出逢ってから時間が経ちますが、これまでの豊富な経験を活かし、東北大学発の技術を仙台から世界へ広げる強い意志を持って取り組まれています。井上さんのガッツと柔らかな人柄、多くのステークホルダーを巻き込む力、そして岡先生の誠実な研究姿勢と確かな技術力に惚れて投資を決めました。多様な液体分野で"機能を持つナノ粒子"のニーズが急拡大する中、NanoFrontierの技術は、特定PFAS規制や水資源保全、カーボンニュートラルといったサステナビリティ課題解決の鍵となると確信しています。
会社概要

NanoFrontier

会社名 :NanoFrontier 株式会社
WEB  :https://nanofrontier.jp
設立  :2025年4月7日
本社所在地:宮城県仙台市青葉区片平 2-1-1 東北大学産学連携先端材料研究開発センター 215号室
代表者 :代表取締役 井上 誠也
事業内容:有機ナノ粒子化技術を用いた試薬・機能性材料の研究開発・製造・販売、製造受託、技術ライセンスおよびコンサルティング

ジェネシア・ベンチャーズ

会社名  :株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
WEB  :https://genesiaventures.com/
設立   :2016年8月
本社   :東京都渋谷区道玄坂1-10-5 渋谷プレイス3F Orbit Shibuya内
事務所  :ジャカルタ)WeWork Revenue Tower, Scbd, Jl Jend.Sudirman No.52-53, Senayan, Kebayoran Baru Jakarta City, JK, 12190, Indonesia
    :ホーチミン)Genesia Orbit HCMC, 53 Nguyen Co Thach, An Loi Dong, Quan 2, Ho Chi Minh City
    :ベンガルール)Block L, Embassy Tech Village, Devarabisanahalli, Outer Ring Road, Bellandur, Bengaluru, KA 560103
代表者  :代表取締役/General Partner 田島 聡一

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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