外資就活総合研究所、外資就活ドットコム利用学生対象の「2027年卒 優秀層の就職活動調査(2025年10月)」を発表
株式会社ハウテレビジョン

「世界で挑戦できる人材を育み、未来を創る」を掲げ、ユーザーファーストを追求したキャリアプラットフォーム「外資就活ドットコム」を運営する株式会社ハウテレビジョン(東京都港区、代表取締役:音成洋介)の外資就活総合研究所は、2027年卒業予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「2027年卒 優秀層の就職活動調査(2025年10月)」の調査結果を発表いたします。
2027年卒の調査は今回が2回目で、サマーインターン終了後の時期に実施した本調査では、初年度年収の「最低ライン(この金額を下回る場合は入社しないと判断する基準)」について、400万円台以上を求める層が全体の8割を超え、前年より増加しました。また、7割以上の学生が入社志望度の低い企業のインターンに参加しており、そのうち半数以上が「参加後に志望度が高まった」と回答しています。
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■調査結果サマリー
1.就職活動開始時期は3年生4月がピーク。2年生以前に開始した人は約3人に1人
2.志望業界が明確な学生は全体の7割強
3.初年度年収の最低ラインは「400万円」が前年より増加し約半数を占める
4.入社志望度が低い企業へのインターン参加割合は7割強
5.入社志望度が低い企業へのインターン参加後、志望度が高まった経験がある割合は5割強
■調査結果詳細
1.就職活動開始時期
就職活動の開始時期を見ると、2年生以前に開始した割合(2024年12月以前~2025年3月までの合計)は34.4%。月別に見ると、最も多いのは3年生4月(2025年4月)であり、その前後の月に開始する学生も多い。
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2.内定取得社数
10月時点ですでに内定(内々定)を獲得している学生は13.1%と一部にとどまり、全体としては少数派である。1社以上の内定取得社数の内訳は、1社が大半を占め、複数内定取得者は全体の3.0%だった。サマーインターン期を経て、選考時期の早い一部の企業群を中心に内定が出始めていることがうかがえる。
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3.就職活動終了予定時期
就職活動の終了予定時期は、3年生の間を想定する割合(2025年10月~2026年3月までの合計)が約4割にのぼる。月別に見ると、3年生3月(2026年3月)が22.4%で最も多く、次いで4年生6月(2026年6月)の21.0%の順となった。選考時期の早い企業群の志望者と、それ以外の企業群の志望者で傾向が異なる様子がうかがえる。
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4.志望業界の明確度
サマーインターン終了後の10月時点では、志望業界が明確な学生が全体の7割強。インターンを通じた業界理解の深化により、早期の段階で方向性を定める学生が多く、業界選択が着実に進んでいることがうかがえる。
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5.志望業界
志望業界はコンサルティング、商社、金融が拮抗して多い。一方で、最も志望する業界では、コンサルティング、商社の2業界が拮抗する結果となり、両業界の人気の高さを反映する結果となった。
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6.企業選びで最も重視すること
就職活動の開始当初と比べると、学生が企業選びで重視するポイントに変化が見られた。「仕事内容の魅力・やりがい」は開始当初よりも上昇(+7.6pt)し、現時点では最も重視される項目となっている。一方で、「給与・報酬水準」は大きく低下(-19.3pt)した。一定の給与水準が前提として満たされているうえで、仕事の中身や人・環境といった要素をより重視する傾向が強まっている。
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7.初年度年収の最低ライン
2027年卒では、初年度年収の最低ライン(「この金額を下回る場合は入社しない」と判断する基準)が前年(2026年卒)と比べて引き上げられている。最も多い回答は「400万円台」で前年比10.4pt増の48.9%となり、全体の約半数を占めた。一方、「300万円台以下」は19.8%から13.1%(−6.7pt)へと減少しており、最低でも400万円台以上を求める層が全体の8割を超えた。また、「気にしない」と回答した割合は8.7%から4.6%(−4.1pt)へと半減。初任給に対する意識がより強まっていることがうかがえる。
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8.インターンシップ参加状況
インターンシップへの参加率は非常に高く、また、複数社に参加している学生が多数を占める。平均で6.58社のインターンに参加しており、11社以上の経験を持つ学生も一定数確認できる。
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9.参加したインターンのプログラム内容
参加したインターンのプログラム内容として最も多いのは「グループワーク」93.3%で、ほぼすべての学生がこの形式を経験している。「会社・職場見学」「実務体験」といったプログラムは比較的参加率が低い。
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10.入社志望度が低い企業のインターン参加経験
インターン参加者のうち、入社志望度が低い企業のインターンに参加した学生は72.6%にのぼった。
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11.入社志望度が低い企業のインターンを選ぶ際の重視点
入社志望度が低い企業のインターンに応募する際、最も重視されたのは「本選考での優遇がある」48.9%で、約半数の学生が選考上のメリットを意識して応募している。また、「参加しやすい日程」(33.9%)や「本命企業の選考に向けた練習になる」(31.9%)といった回答も多く、スケジュールや効率面を考慮しつつ、限られた時間で就活全体を有利に進めようとする姿勢もうかがえる。
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12.入社志望度が低い企業へのインターン参加後、志望度が高まった経験
入社志望度が低い企業のインターンに参加した学生のうち、約半数(51.9%)が「参加後に志望度が高まった経験がある」と回答した。当初は関心が低かった企業であっても、実際に社員や業務内容に触れることで印象が変化するケースが多いことが明らかになった。
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■入社志望度が高まった理由
〇自分のやりたいことと業務に近しいものがあった。
〇自分が想像していたよりも幅広い事業展開をしていて、その中で自分が働きたい部署を見つけ
ることができたため。
〇社員の方がどのような思いで仕事をしているのかを知ることができたから。
〇入社後数年の現場経験がネックに感じていたが、その必要性と面白さについて理解できた。
〇一般的にはあまり知られていないBtoB素材メーカーだが、グローバルに働ける上、ワークラ
イフバランスも充実していそうだと感じたため。
〇インターンを通じて、社員の方々が互いに意見をぶつけ合いながらも協力し合い、成長を後押
しする環境が整っていることも強く印象に残りました。
〇参加したインターンシップの中で一番学生のレベルが高かったから。また、企業の雰囲気もか
なり良かったから。
〇福利厚生とワークライフバランスが充実しており、どの社員の方も雰囲気がよく生き生きとし
て見えたから。
〇社員の方の雰囲気が良く、事業内容に対するこだわりについても共感したため。
〇社員の方との交流を通して、彼らと働きたいと思ったから。
■調査概要
調査期間:2025年10月2日~2025年10月9日
調査方法:WEBアンケート
対象:2027年卒業予定の外資就活ドットコム会員
有効回答数:595名
・各項目の比率において、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
・グラフタイトルの( )は集計対象者、および、回答形式を意味します。
・本調査を引用される際には、「外資就活総合研究所調べ」とご記載ください。
■「外資就活総合研究所」について
国内外の優秀な学生と先進的な採用に取り組む企業を対象に、新卒採用の最前線を調査・分析し、未来の雇用をリードする知見を発信することを目的に設立した調査・研究機関。
外資就活総合研究所では、「トップクラスの優秀な学生×グローバル最先端企業の採用を科学し、雇用トレンドの新常識を創造する」をビジョンに掲げ、これまで「外資就活ドットコム」の運営で培ってきた実績を土台に、これからの学生の就活・キャリア観の変化と企業の採用進化を、客観的なデータと分析で牽引するための発信を行ってまいります。
・外資就活総合研究所ページ
https://ri.gaishishukatsu.com/
・外資就活ドットコム
サービスページ:
https://gaishishukatsu.com/
企業様向けページ:
https://biz.gaishishukatsu.com/
■会社概要
会社名 株式会社ハウテレビジョン
代表者 代表取締役 音成洋介
所在地 〒107-6032 東京都港区赤坂一丁目12番32号 アーク森ビル32階
設立 2010年2月9日
事業内容 プラットフォーム運営事業
運営サービス 外資就活ドットコム、外資就活ネクスト、mond、ログリオ
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes