エン、30代・40代の「転職して年収が上がった職種ランキング」発表「替えの効かない専門性」で事業成長を牽引する人材が評価される傾向。
エン株式会社

ー『ミドルの転職』『エン エージェント』レポートー
エン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:越智通勝)は、ミドル世代に特化したスカウト転職サービス『ミドルの転職』(
https://mid-tenshoku.com/)と、入社後の活躍までをサポートする転職エージェント『エン エージェント』(
https://enagent.com/)上で、転職後の年収が転職前の年収より上がった人の割合を職種別に集計いたしました。転職前の年収が600万円以上、800万円以上の2パターンについてまとめましたので、ご報告いたします。
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年収アップを伴う転職を実現するミドル人材には事業成長の根幹を担う「高度な専門性」が求められています。特に「経営企画」や「マーケティング」といった職種が上位になったのは、変化の激しい時代において企業や商品の成長戦略を立案し、その実現を推進できる人材の需要が高いことの表れと言えるでしょう。
重要なのは、こうした人材の価値は「特定のテクニカルスキルだけで測られるのではない」ということです。課題を発見し戦略を構想する力や、周囲を巻き込み実行する力といった、陳腐化しにくいポータブルなスキルが評価されています。自身の経験を「何を考え(思考)、何を行ない(行動)、どのような成果を出したか(結果)」というプロセスで語れる「再現性」のある能力が転職市場で評価されると考えられます。
売り手市場の今、安易な転職がキャリアの停滞を招くリスクも否定できません。年に一度、ご自身のキャリアを棚卸しし、5年、10年先を見据えて次の一歩を検討することが、本質的なキャリアアップに繋がります。今回のランキングが、皆様にとってご自身の市場価値を客観的に見つめ直すきっかけとなれば幸いです。
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転職前年収600万円以上の層では、事業の根幹を支え、変革をリードする職種が上位を占めました。共通して、単なる実務能力だけでなく上流の戦略立案や課題解決を担える人材が高い評価を得て年収アップを実現しているものと考えられます。
1位の「経営・経営企画・事務企画系」は、経験者人口が少なく希少価値が高い職種です。コロナ禍やAIの台頭など、事業環境が激しく変化する中で経営判断の重要性は増しており、事業の方向性を示し、舵取りを任せられる人材の市場価値が非常に高まっています。
2位の「技術系(IT・Web・通信系)」では、AIやノーコードツールの進化により「つくる」ことの難易度が下がったことで、求められる人材像が変化しています。開発の上流工程を理解し、プロジェクト全体を設計・推進できるPM(プロジェクトマネージャー)のような人材は、事業スピードを加速させる存在として需要が急増しています。
3位の「営業系」も、単にモノを売るのではなく、顧客の課題を解決するソリューション力や、営業戦略を立案できるマネージャークラスのニーズが高まっています。4位の「管理部門系」では、月次から連結決算まで対応できるなど「業務範囲の広さ」が武器となり、組織拡大に不可欠な人材として評価されています。
これらの結果から、この年収帯では「替えの効かない専門性」を武器に、組織の成長を牽引する役割を担うことが、さらなる年収アップへの道筋と言えるでしょう。
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転職前年収800万円以上の層では、より高度で専門的な役割を担い、事業の成長を直接的に加速させる職種が年収アップを遂げています。
1位となったのは「マーケティング・販促企画・商品開発系」。年収800万円以上を対象とする本ランキングでは、マーケティング職の中でも戦略立案を担うミドル層で年収を上げた人が多かったと推測できます。近年はBtoBマーケティングの難度が高まっており、目先の施策だけでなく、データに基づいた中長期的なブランド戦略を描ける人材の需要が急増。その高い専門性が評価され、年収アップに繋がりやすいと考えられます。
6位の「コンサルタント系」も注目です。これまでは「2025年の崖」を背景としたレガシーシステム刷新に伴う需要が中心でしたが、現在はAIの導入支援など、新たなテクノロジーと事業を共存させる戦略を描けるコンサルタントへと需要がシフトしています。リサーチ業務などがAIに代替される一方、顧客の課題に合わせた解決策を提示できる人材の価値は、今後ますます高まるでしょう。
また、2位から5位は転職前年収600万円以上のランキングでも共通して上位に入った職種です。年収帯を問わず「付加価値がつけやすく、替えが効かない」人材への需要が一貫して高いことがうかがえます。
一方で、個々の年収は企業の採用ニーズや市場トレンドによって左右される側面もあります。だからこそ、外部環境の変化に左右されない力を磨くことが重要です。例えば、チームを率いるリーダーシップや、円滑な意思疎通を図るコミュニケーション能力といったポータブルスキルは、どのような環境でも価値を発揮します。世の中の変化が激しい時代において、こうした能力を常にアップデートし「学び続ける姿勢」を持つことが、転職という選択肢の有無にかかわらず、自身の市場価値を高め続けることに繋がります。
【調査概要】
■調査対象:『ミドルの転職』『エン エージェント』を利用し転職した、30歳~49歳の方
■調査期間:2023年1月~2025年6月
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30代・40代を中心とした「ミドル世代」に特化したスカウト転職サービス。国内最大級20万件以上のミドル向け求人を取り揃え、経営幹部・CxO・部長クラスなど年収1000万円を超えるハイクラス求人・非公開求人も豊富です。複雑で多岐にわたるキャリアの整理をアシストする「職務要約の自動生成機能」や、ひと足先に転職活動を終えた先輩ミドルたちのリアルな声に触れられる「ミドルの転職体験レポート」など、ミドル世代ならではの転職事情に寄り添った機能とコンテンツを充実させています。
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「入社後活躍」にこだわりを持つエンが運営する人材紹介・転職エージェントサービス。専任のキャリアパートナーが個別面談、求人紹介、面接対策などのサポートを行ないます。求職者・企業の双方への徹底したヒアリングを元に、スキル面だけでなく、価値観なども含めた精度の高いマッチングを実現。転職決定後も定期的なご連絡・フォローを行なうことで、入社後活躍の実現にコミットします。
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