VicOne、今年も『オートモーティブ ワールド 2026』に出展 TARAと脆弱性管理の組合せた自動化ソリューションやエッジAIを保護する最新ソリューションを披露
VicOne株式会社

~開発から運用まで、車両ライフサイクル全体を守る多様なソリューションを展示。テスラ社らがスポンサーの脆弱性発見コンテスト「Pwn2Own Automotive」も、3年連続日本で開催~
トレンドマイクロ株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長(CEO)エバ・チェン)の子会社で、自動車向けサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーであるVicOne(ヴィックワン、東京都新宿区、最高経営責任者(CEO)マックス・チェン)は、2026年1月21日(水)から23日(金)に開催される世界最大のクルマの先端技術展示会「第18回 オートモーティブ ワールド -クルマの先端技術展-」に、今年も昨年に続き出展します。
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今年が18回目の開催となる「オートモーティブ ワールド」は、世界中の自動車メーカーや自動車部品メーカー、サプライヤーなど1,850社が出展し、コネクテッドカーや自動運転など、クルマの先端テーマの最新技術が一堂に揃う総合展示会です。
自動車業界においてSDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)化が加速し、開発段階だけでなく出荷後のライフサイクル全体を通じた継続的なサイバーセキュリティ対応が急務となる一方、日々発見される新たな脆弱性に対し、脅威分析を都度手動で更新・見直しすることはリソース面において大きな課題となります。
今回のVicOneブース展示では、この課題に対するソリューションとして、VicOneのSBOM・脆弱性管理ツール「xZETA」を起点にSystemWeaver社のTARAツールと連携した「Dynamic TARA」をご紹介します。
また、SDV時代の新たな課題である、急速に進化する車載AIの保護に向けて、スマートコックピット環境等におけるAIモデルへの攻撃やデータ漏洩を防御する最新のエッジAI向けセキュリティソリューションも披露します。
■主要展示内容
1. xZETA × SystemWeaver「Dynamic TARA」:ライフサイクル全体で脆弱性管理を自動化
「Dynamic TARA」は、「xZETA」が検知した最新の脆弱性情報をリアルタイムでTARAツールへ同期し、その分析・結果を「xZETA」のステータスへ自動フィードバックする仕組みを構築することにより、従来は「一度作成して終わり」になりがちだったTARAのタイムリーな更新を可能にし、製品ライフサイクル全体を通じた実効性の高い運用を実現します。
また、国内の日本人エンジニアチームによる高度なカスタマイズ対応により、OEMやサプライヤーの開発プロセスに最適化された効率的なサイバーセキュリティ体制の構築を支援します。
2.「xPhinx(スフィンクス)」:エッジAIを守るリアルタイムセキュリティ
スマートコクピット等の普及により車載AIの活用が進む中、モデルの性能を維持しつつ、プロンプトインジェクションやデータ漏洩等の新たな脅威からAIを保護することが急務となっています。
「xPhinx」は、既存のAIモデルを再学習や調整することなく導入可能で、車載エッジAIの安全性をリアルタイムで確保するソリューションです。独自のデュアルエンジン設計により、実行速度を最大70%向上させつつメモリ使用量を90%削減。リソースの限られた車載環境でも遅延のないリアルタイムな保護を実現します。また、ASPICE CL2やISO/SAE 21434等の国際規格に準拠し、次世代車両における安全なAI運用を支援します。
その他、当社ブースでは車載システムのライフサイクル全体を守るVicOneの多様なソリューションもご紹介します。リアルタイムの侵入検知・防御(IDPS)、脆弱性管理、脅威インテリジェンス、および車両セキュリティオペレーションセンター(VSOC)を支援するプラットフォームなど、開発から運用までをシームレスにカバーする製品群を展示し、OEMやサプライヤーが複雑化するサイバーリスクに迅速かつ効率的に対応できる環境づくりを後押しします。
さらに、VicOneとパートナー企業の協業についてご紹介するパートナーブースや、当社ソリューションの特長や活用方法を紹介するプレゼンテーションも随時実施し、最新の自動車サイバーセキュリティ対策について具体的な情報を提供します。
VicOneは「オートモーティブ ワールド」への出展を通じて、自動車サイバーセキュリティの重要性を継続的に発信するとともに、業界の課題解決に積極的に取り組んでいます。また、最先端のセキュリティソリューションの提供を通じ、OEMやサプライヤーの安全なモビリティ実現に向けた体制強化を支援します。
■同時開催コンテスト「Pwn2Own Automotive 2026」
そして今年も同会場にて、トレンドマイクロが運営する脆弱性発見コミュニティTrend Zero Day Initiative(TM)(ZDI)とともに、世界最大級の自動車テーマに特化したゼロデイ脆弱性発見コンテスト「Pwn2Own Automotive 2026」を開催します。
今回は、電気自動車(EV)メーカーのテスラ社とEV急速充電器メーカーのAlpitronic社をタイトルスポンサーとして迎え、世界中からトップクラスのセキュリティ研究者が集結し、コネクテッドカー技術におけるゼロデイ脆弱性の発見に挑みます。
2024年の初開催以降、「Pwn2Own Automotive」を通じて98の新たなゼロデイ脆弱性が明らかになり、SDVやEV充電インフラのサイバーセキュリティ体制強化に大きく寄与しています。
イベント概要
●「第18回 オートモーティブ ワールド -クルマの先端技術展-」
【会期】2026年 1月21日(水)~23日(金)10:00~17:00
【会場】東京ビッグサイト 西展示棟第2ホール(オートモーティブ ワールド 東京内)
【特設サイト】
https://www.automotiveworld.jp/tokyo/ja-jp.html#/
【VicOneブース】小間番号:W12-6
●「Pwn2Own Automotive 2026」
【開催日時】2026年1月21日(水)~23日(金)
【会場】東京ビッグサイト 西展示棟第2ホール(オートモーティブ ワールド 東京内)
【特設サイト】
https://vicone.com/jp/pwn2own-automotive
VicOneについて
VicOneは、これからの自動車を守るというビジョンを持ち、自動車産業向けに幅広いサイバーセキュリティソフトウェアやサービスを提供しています。自動車メーカーの厳しい要求に応えるために開発されたVicOneの各ソリューションは、現代の車両が必要とする高度なサイバーセキュリティの各種要件に適合し、大規模な運用にも応えるように設計されています。VicOneは、トレンドマイクロの子会社であり、トレンドマイクロが30年以上にわたって培ってきたサイバーセキュリティ技術をベースにしています。自動車サイバーセキュリティのグローバルリーダーとして、サイバーセキュリティにおける独自の深い知見を活かした先見性を提供し、お客様が安全でスマートな車両を開発できるよう支援しています。
〈会社概要〉
日本法人名 VicOne株式会社(英語名:VicOne Corporation)
グローバル代表CEO マックス・チェン
日本法人役員 会長 マヘンドラ・ネギ、 マックス・チェン等
設立日(台湾) 2022年6月
設立日(日本) 2023年6月(登記月)
従業員数(グローバル) 約120名
本社所在地 東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー
事業内容 自動車向けサイバーセキュリティソリューションの開
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https://www.vicone.com/jpプレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes