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将棋を活用した「組織開発実証セミナー」を実施

一般社団法人けあとともに

将棋を活用した「組織開発実証セミナー」を実施

情報共有・心理的安全性・自己認識の変化に関する新たな気づきが生まれる実証結果を公開初心者から経験者まで12名が参加。プロ棋士と共に、将棋を活用した組織開発の可能性を検証


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/164701/18/164701-18-f0629bd4dbc9248e955a5ffbcff15c94-2048x1451.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
将棋経験者と初心者が同じ盤を囲み、チームで意思決定を行う「チーム将棋」の様子

2026年6月13日、大阪府高槻市にて、一般社団法人けあとともに(代表理事:松本瑞夫)は、『将棋式組織開発(TM)』実証セミナーを開催しました。
本セミナーには、小学生から経営者・会社員まで12名が参加。将棋経験者と初心者が同じチームで対局しながら、情報共有や意思決定、チーム内コミュニケーションについて体験的に学びました。
また、公益社団法人日本将棋連盟所属の船江恒平七段を特別ゲストとして迎え、将棋を活用した組織開発の可能性について実証を行いました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/164701/18/164701-18-5bfe44874eb4fba0c74a2d983a89e4a4-2048x1490.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
小学生から経営者・会社員まで、多様な参加者が共に学んだ実証セミナー会場

【 背景 】

近年、多くの企業や法人において、
● 人材定着
● 管理職育成
● 心理的安全性
● 世代間コミュニケーション
● 介護離職防止
など、人に関する課題が経営課題として重要性を増しています。

一方で、それらの課題は制度や仕組みだけではなく、
●「一部の人に判断が集中する」
●「発言しにくい」
●「相談しづらい」
といった日常の関係性の中に存在していることも少なくありません。

しかし、その状態は組織の中にいるほど当たり前となり、課題として認識しづらいという特徴があります。そこで私たちは、日本の伝統文化である将棋を活用し、組織の対話や意思決定の特徴を体験的に可視化する『将棋式組織開発(TM)』の実証に取り組んでいます。

【 将棋式組織開発(TM)とは 】

『将棋式組織開発(TM)』は、日本の伝統文化である将棋を用いて、組織内の対話や意思決定のあり方を体験的に振り返るプログラムです。
通常、将棋は個人競技として知られていますが、本プログラムでは複数名でチームを組み、相談しながら対局を進める「チーム将棋」を取り入れています。
また、参加者の将棋経験を問わず参加できるよう、最初に「どうぶつしょうぎ」で勝敗や駒の連携の考え方を体験し、その後「5五将棋」を通じて本将棋の考え方に触れます。段階的に理解を深めることで、初心者が置き去りになることなく、本将棋でのチーム戦へ参加できる構成となっています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/164701/18/164701-18-f92b780e282a164e0576ce47ada0e136-2048x1536.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
将棋初心者も参加しやすいよう、「どうぶつしょうぎ」から段階的に学ぶ導入プログラム
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/164701/18/164701-18-1963cb4361a17e73f20679d0b53b9121-2048x1536.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本将棋への橋渡しとして実施した「5五将棋」。情報共有や状況判断を体験的に学ぶ

盤上を一つの市場環境と捉えると、参加者は相手の動きや状況変化に応じて判断を修正しつつ意思決定を行うことになります。その過程において勝敗を分けるのは、個々の知識や経験だけではありません。誰か一人が判断を背負うのではなく、重要な情報を共有しながら、自陣の駒同士が連携し、力を発揮できているかが重要になります。
実際に過去の実施では、将棋経験者がいるチームが必ずしも勝つわけではなく、メンバー同士が対話を重ねながら進めたチームが良い結果につながる場面も見られました。

特にチーム戦では、
● 誰が主導するのか
● 誰が発言するのか
● 誰が遠慮するのか
● 誰が助けを求めるのか
● ミスをどう受け止めるのか
といった現象が自然に現れます。

これらは特別な状況ではなく、実際の職場や会議でも日常的に起こっていることです。
本プログラムでは、将棋という共通体験を通じてそれらを可視化し、自身や組織を客観的に見つめ直す機会を提供しています。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/164701/18/164701-18-9f8804e2615ec4340a397c8869190071-2048x1535.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
チーム対局の様子。参加者それぞれが盤面を見つめながら、状況を整理し次の一手を考える

また、対局後には「感想戦(振り返り)」を実施します。
感想戦では、なぜその判断をしたのか、どのようなコミュニケーションが行われていたのかを振り返りながら、組織や職場との共通点について対話します。私たちは、この感想戦の時間が、体験を単なるイベントで終わらせず、学びへとつなげる重要なプロセスであると考えています。

将棋は、一手ごとに意思決定を積み重ねるゲームです。
限られた情報の中で状況を判断し、時には仲間と情報を共有しながら最適な選択を探るという特徴があります。
さらに将棋には、対局後に互いの考えを振り返る「感想戦」の文化があります。私たちは、この「意思決定」と「感想戦」のプロセスが、組織における対話や学習と共通する点に着目しています。

なお、本プログラムの設計には、ビジネス特化型SNS「LinkedIn」内で運営している将棋交流コミュニティでの実践も活かされています。同コミュニティでは、将棋経験者と初心者が共に楽しめる環境づくりを続けており、その過程で導入された「どうぶつしょうぎ」は、本プログラムの導入部分にも取り入れられています。今回の実証においても、将棋経験の有無を超えて共に学ぶ環境づくりの一助となりました。

【 実証結果 】

参加者への事前・事後アンケート(5点満点)では、自身の対話スタイルやチーム内での役割認識に変化が見られました。

「周囲をまとめる役割になることが多い」は、事前平均3.27から事後平均3.73へ上昇しました。
一方で、
「人の意見をよく聞く方だ」は3.91から3.73、
「相手の意図を理解するのが得意だ」は3.55から3.45となりました。
これらの結果は、参加者が体験や感想戦を通じて、自身の対話や関わり方を見つめ直した可能性を示しています。

また、事後アンケートでは、
●「他者の意見を尊重する空気があった」(4.64)
●「ミスや失敗について率直に話せる空気があった」(4.64)
●「自分の考えを安心して表現できた」(4.55)
と高い評価が得られました。

さらに、
●「状況の変化に応じて判断を修正する重要性を感じた」(4.36)
となり、変化する状況の中で情報共有や意思決定を行う重要性についても高い評価が得られました。
また、
●「感想戦(振り返り)を経て、自分やチームの関わり方に変化があった」(3.82)
となり、対局後の振り返りにも一定の価値が確認されました。

自由記述では、
●「新人教育との共通点を感じた」
●「情報共有の重要性を再認識した」
●「分からない人への伝え方を考える機会になった」
などの声も寄せられました。

今回の実証では、将棋経験者と初心者が同じチームで対局する場面が多く見られました。
特に、経験の有無による知識差だけでなく、情報共有や対話のあり方がチームの意思決定に大きく影響する様子が観察されました。

【 船江恒平七段 コメント 】

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/164701/18/164701-18-e8e6ca1cdeacb000ef64cd086700a89b-1891x1312.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
特別ゲストの船江恒平七段による講演。「最善手は一人では見つからない」ー将棋の感想戦に学ぶ、組織の成長と対話ー
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/164701/18/164701-18-2090bae484182ba64f3d81d7f95940d0-1834x1319.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
チーム対局を題材に、情報共有や意思決定について解説する船江恒平七段

チーム対局では、重要な情報を確実に共有することの大切さが現れていました。
また、「5五将棋」では、将棋に慣れている人ほど固定観念で大駒を優先していた一方で、初心者の方が本質的に良い手を指していた場面もありました。ビジネスにおいても、経験が強みになるだけでなく、時には固定観念として働く可能性を示しているように感じます。
将棋文化が今後さらに発展していくためには、学びのツールとしての可能性も重要です。子どもの教育現場だけでなく、働く世代の学びや組織開発の手段としても広がっていくことを期待しています。

【 主催者コメント 】

将棋には思考力や判断力などを育む価値があります。本プログラムでは、その過程で生まれる対話や意思決定にも着目しています。
盤上では、普段の会議や職場では見えにくい、人と人との関わり方や意思決定の特徴が自然に現れます。
今回の実証では、情報共有や心理的安全性だけでなく、自分自身の関わり方や役割認識を見つめ直す機会が生まれました。特に対局後の感想戦では、参加者同士が行動や判断を振り返りながら、組織や職場との共通点について対話する姿が見られました。
今回得られた気づきは、組織開発における将棋活用の可能性を考える上で、貴重な一歩になったと感じています。

【 今後の展望 】

一般社団法人けあともには、本実証で得られたアンケート結果や参加者インタビューをもとに検証を重ねながら、『将棋式組織開発(TM)』の体系化を進めてまいります。
2026年7月には参加者への追加インタビューを実施し、組織との共通点や実際の気づきについて考察を深めた第二弾の発信も予定しています。
将来的には、管理職育成や人材定着、心理的安全性向上に加え、情報共有や対話を通じて学び合える組織づくりの一助となることを目指しています。

【 主催団体について 】

一般社団法人けあとともには、「介護を理由に誰かが仕事や人生の選択肢を失わない社会」を目指し、介護離職防止支援やウェルビーイング経営の普及に取り組んでいます。
組織開発・FP・看護師・産業保健・コーチなど多様な専門家が連携し、企業や働く人々に対する支援活動を行っています。
介護や仕事との両立に関わる当事者や専門職が集う『つながる交流会』も継続的に開催しており、現場の声を共有しながら地域における支援のネットワークづくりにも取り組んでいます。
こうした対話と実践を通じて得られた知見をもとに、組織内の対話や意思決定の質を高める取り組みとして、『将棋式組織開発(TM)』の研究・実践も行っています。

【 本件に関するお問い合わせ先 】

一般社団法人けあとともに
担 当:代表理事 松本瑞夫
メール:info@keatomo.jp
H P:https://keatomo.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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