フル出社で働く人も、半数近くは「時間配分はテレワークの方がやりやすい」と実感
株式会社LASSIC

株式会社LASSIC(ラシック)(本社:東京都港区、本店:鳥取県鳥取市、代表取締役社長:若山幸司、証券コード:574A、以下「LASSIC」)が運営する、「場所に依存しない働き方」を推進・支援する情報を発信するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、テレワーク・リモートワーク経験のあるワーキングパーソン1,000名を対象に「テレワークと生活時間のゆとりに関する調査」を実施した。出社時とテレワーク時のやりやすさを比較したところ、「時間配分を自分でコントロールできる感覚」で「テレワークがやりやすい」との回答がフルリモート勤務76.3%、フル出社46.2%と、リモート頻度が高いほど多かった。「自分の時間が増えた」も同じ傾向を示す一方、「始業・終業の区切り」だけはフルリモート勤務でも「出社がやりやすい」が「テレワークがやりやすい」を上回る唯一の例外となった。
サマリー
- 「時間配分を自分でコントロールできる感覚」は、リモート頻度の高い出社形態ほど高かった。フルリモート勤務者76.3%、ハイブリッド勤務者65.8%、フル出社者46.2%となった。- 「自分の時間が増えた」と答えた割合も、フルリモート勤務者43.2%、ハイブリッド勤務者33.2%、フル出社者26.1%と段階的に下がった。- 始業・終業の区切りのつけやすさは、フルリモート勤務者でもテレワーク側38.8%・出社側41.7%と、わずかに出社側が上回った。リモート頻度が高い層でも、テレワーク側が出社側を上回らない唯一の項目であった。
調査概要
[表1:
https://prtimes.jp/data/corp/69473/table/150_1_a1d58c7877a772221d69fb88e21e1f2d.jpg?v=202606301115 ]
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合がある。
テレワーク経験者1,000人を対象に、以下3つの質問を尋ねた。
- テレワーク・リモートワーク(以下「テレワーク」)で、仕事と生活の切り替えが「良くなった」と感じる場面をすべて教えてください。- テレワークで、仕事と生活の切り替えが「難しい」と感じる場面をすべて教えてください。- 次の4項目について、出社時とテレワーク時のどちらがやりやすいか、5段階(テレワークの方がやりやすい/どちらかといえばテレワーク/どちらともいえない/どちらかといえば出社/出社の方がやりやすい)で教えてください。・始業・終業の区切りのつけやすさ・業務時間外に仕事から離れて過ごせる感覚・業務中の休憩時間の確保しやすさ・時間配分を自分でコントロールできる感覚※本調査では5段階で尋ねており、以下、「どちらかといえばテレワーク」を含めて「テレワークがやりやすい」、「どちらかといえば出社」を含めて「出社がやりやすい」と表記する。
リモート頻度が高いほど「時間配分」はテレワークがやりやすい、フルリモートの76%が実感
本稿ではまず、傾向が最もはっきり表れた「出社時とテレワーク時のどちらがやりやすいか」の結果から見ていく。
出社時とテレワーク時のどちらがやりやすいかを尋ねた4項目のうち、まず「時間配分を自分でコントロールできる感覚」「業務中の休憩時間の確保しやすさ」「業務時間外に仕事から離れて過ごせる感覚」の3項目をみる。残る「始業・終業の区切りのつけやすさ」は傾向が異なるため、後段(図表4)で扱う。
3項目で「テレワークがやりやすい」と答えた割合を出社形態グループ別に集計した(図表1)。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69473/150/69473-150-a7191b9797daa89f9041c073b933e523-1520x960.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「時間配分を自分でコントロールできる感覚」は、「テレワークがやりやすい」と答えた割合が最も高く、フルリモート勤務者76.3%、ハイブリッド勤務者65.8%、フル出社者46.2%であった。
「業務中の休憩時間の確保しやすさ」も70.5%、57.9%、39.3%と続く。「業務時間外に仕事から離れて過ごせる感覚」は51.8%、47.9%、27.7%となる。
3項目はいずれもフルリモート勤務者で最も高く、フル出社者で最も低い。なかでも「時間配分を自分でコントロールできる感覚」は、「テレワークがやりやすい」と答えた割合が最も高く、フルリモート勤務者76.3%に対しフル出社者46.2%であった。
「自分の時間が増えた」もリモート頻度に比例する
テレワークで生活時間の切り替えが「良くなった」と感じる場面は、全11項目から複数選択で尋ねた。
このうち時間に関わる「自分の時間が増えた」「家族と過ごす時間が増えた」「通勤時間がなく、朝の生活時間にゆとりが生まれる」の3項目について、各項目を選んだ人の割合を出社形態グループ別にみる(図表2)。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69473/150/69473-150-80029786724eeece0af4f8202afe4dc5-1520x960.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「自分の時間が増えた」を挙げた割合は、フルリモート勤務者43.2%、ハイブリッド勤務者33.2%、フル出社者26.1%であった。
「家族と過ごす時間が増えた」も26.6%、22.2%、15.6%と、同じ出社形態順となる。
一方、「通勤時間がなく、朝の生活時間にゆとりが生まれる」は出社形態による差が小さい。フルリモート勤務者71.9%、ハイブリッド勤務者72.4%、フル出社者66.0%と、出社形態を問わず7割前後にあった。この項目は回答者全体でも69.9%と、「良くなった」と感じる場面の中で最も多く選ばれた。
なお、生活時間の切り替えにおいてテレワークに恩恵を感じない層もおり、「特にない」はフル出社者15.0%、フルリモート勤務者7.2%となっている。
切り替えの難しさはフル出社層で最大、区切り47%
テレワークで生活時間の切り替えが「難しい」と感じる場面も、全11項目から複数選択で尋ねた。このうち「始業・終業の区切りがつきにくい」「仕事の場と生活の場が同じで気分転換しにくい」「同僚や上司とのコミュニケーション機会が減る」「特にない」について、各項目を選んだ人の割合を出社形態グループ別にみる(図表3)。
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69473/150/69473-150-5d482355dac226a807155f690b46c137-1520x960.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「始業・終業の区切りがつきにくい」を挙げた割合は、フル出社者47.0%が最も高く、ハイブリッド勤務者31.7%、フルリモート勤務者30.2%であった。
「仕事の場と生活の場が同じで、気分転換しにくい」もフル出社者35.9%、ハイブリッド勤務者22.2%、フルリモート勤務者18.7%となる。
「同僚や上司とのコミュニケーション機会が減る」はフル出社者33.5%、ハイブリッド勤務者25.9%、フルリモート勤務者19.4%であった。いずれの場面もフル出社者で最も高い。
一方、「特にない」はフルリモート勤務者25.2%と約4分の1を占め、ハイブリッド勤務者11.4%・フル出社者12.1%であった。
始業・終業の区切りは、フルリモートでも「テレワークより出社がやりやすい」
「時間配分を自分でコントロールできる感覚」「業務中の休憩時間の確保しやすさ」「業務時間外に仕事から離れて過ごせる感覚」の3項目は、リモート頻度が高い出社形態ほどテレワーク有利だった。
一方、「始業・終業の区切りのつけやすさ」だけは傾向が異なる(図表4)。
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69473/150/69473-150-c331e2c2dbf7163136f3e7294f45256f-1520x960.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
始業・終業の区切りでは、フルリモート勤務者でも「テレワークがやりやすい」38.8%に対し「出社がやりやすい」41.7%と、ほぼ拮抗した。
ハイブリッド勤務者も「テレワークがやりやすい」35.3%・「出社がやりやすい」41.3%、フル出社者は「テレワークがやりやすい」13.5%・「出社がやりやすい」69.4%であった。
同じフルリモート勤務者でも、「時間配分を自分でコントロールできる感覚」では「テレワークがやりやすい」が76.3%、「出社がやりやすい」が7.9%であった。始業・終業の区切りはこれと対照的に、フルリモート勤務者でも「出社がやりやすい」が上回る項目である。
リモート頻度を上げても「テレワークがやりやすい」が「出社がやりやすい」を上回らないのは、4項目中この始業・終業の区切りだけであった。
まとめ)テレワークは生活時間にゆとりを生むが、仕事と生活の切り替えは出社の方がやりやすい
出社時とテレワーク時のやりやすさを尋ねた4項目のうち、始業・終業の区切りを除く3項目では、リモート頻度が高い出社形態ほど「テレワークがやりやすい」と答えた。
「時間配分を自分でコントロールできる感覚」はフルリモート勤務者76.3%、ハイブリッド勤務者65.8%、フル出社者46.2%であった。
テレワークで「良くなった」と感じる場面でも同じ順序となり、「自分の時間が増えた」はフルリモート勤務者43.2%、ハイブリッド勤務者33.2%、フル出社者26.1%であった。「難しい」と感じる場面では、「始業・終業の区切りがつきにくい」がフル出社者47.0%で最も高かった。
一方、始業・終業の区切りのつけやすさだけは、この傾向に当てはまらなかった。フルリモート勤務者でも「テレワークがやりやすい」38.8%に対し、「出社がやりやすい」41.7%と、わずかに出社側が上回る。
リモート頻度を上げても「テレワークがやりやすい」が「出社がやりやすい」を上回らないのは、4項目中この始業・終業の区切りのみであった。
詳細レポート
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テレワークと生活時間のゆとりに関する調査
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