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TOPPANホールディングス、医療情報分析・提供サービス「DATuM IDEA(R)」に自由記述形式のテキストデータを追加

TOPPANホールディングス株式会社

TOPPANホールディングス、医療情報分析・提供サービス

全国55施設が保有する電子カルテや紹介状などのテキスト情報を追加。検査値・処方データだけでは見えない医師の治療判断や患者ニーズの解析を可能に。


 TOPPANホールディングス株式会社(代表取締役社長COO:大矢 諭、以下 TOPPANホールディングス)は、2022年4月、電子カルテデータを基にした医療情報分析・提供サービス「DATuM IDEA(R)(読み:デイタム イデア)」を開発し、現在、製薬会社を中心に提供しています。この度、2026年7月1日から、日本全国55の医療施設が保有する自由記述形式のテキストデータを追加します。なお、本データ連携における対象施設数は、次世代医療基盤法(※1)の認定事業者が保有するテキストデータとして国内最多となります。
 今回追加するデータは、電子カルテの自由記載欄や紹介状などに記載された匿名加工済みのテキスト情報です。テキストデータから、医師の治療判断、患者のニーズ(主訴など)、症状の変化、副作用の発現状況、薬剤の変更・中止理由などの情報を抽出します。これらを、項目や形式が統一された構造化データ(傷病名、薬剤名、薬剤の投与量、検査値データなど)と組み合わせることで、治療の客観的な結果だけでなく、その背景にある理由も紐づけた、信憑性の高い高品質な解析が可能になります。
 TOPPANは今後も、医療上の重要性が高いにもかかわらず十分な治療法が確立されていない疾患領域において、医療ニーズの特定や医療現場の実態に即したエビデンス創出を支援し、迅速な創薬の推進に貢献していきます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1926/33034-1926-423e88e121bb686674ff04bab6782572-1280x594.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
テキストデータ提供までの流れ

■ 背景
 近年、製薬会社では診療現場の実態に基づくリアルワールドデータ(※2)利活用の重要性が高まっています。これまでは、項目や形式が統一された構造化データ(傷病名、薬剤名、薬剤の投与量、検査値データなど)や医科レセプトデータ(診療報酬明細書)による客観的な数値解析が主流でしたが、データ活用の深化に伴い、より信憑性の高い研究へのニーズが顕在化しています。
 TOPPANホールディングスは、中期経営計画において「ヘルスケア」を戦略的注力事業と定め、医療情報分析・提供サービス「DATuM IDEA(R)」を提供しています。本サービスは、次世代医療基盤法の認定事業者によってあらかじめ匿名加工された電子カルテデータを活用することで、実臨床における治療の経過を分析、医薬品開発の迅速化や医療ニーズの特定に寄与してきました。
 この度、「DATuM IDEA(R)」に、電子カルテの自由記載欄や紹介状などに記載されたテキストデータを追加することで、項目や形式が統一された構造化データを用いた分析に加えて、医師や患者の臨床的背景を含む、より信憑性が高いリアルワールドデータ分析を可能にします。これにより、十分な治療法が確立されていない疾患領域における医療ニーズの特定や、迅速な創薬の推進に貢献します。

■ 特長
・項目や形式が統一された構造化データでは把握困難だった、医師の治療判断や患者ニーズを解析
 電子カルテや紹介状などに記載されたテキストデータを自然言語処理やキーワード抽出技術を用いて構造化します(※3)。これにより、これまでの項目や形式が統一された構造化データだけでは把握が困難だった、より詳細な臨床情報を解析します。薬剤変更・中止に至る医師の治療判断の根拠、痛みや吐き気といった患者の症状、副作用の発現状況などを解析することが可能になります。
 特に患者数が限られ、疾患状態や治療経過の詳細な理解が求められる希少疾患領域において、高度な分析に貢献します。

・膨大な患者データを効率的に提供可能
 日本全国55の医療施設が保有するテキストデータを追加します。この対象施設数は、次世代医療基盤法の認定事業者が保有するテキストデータとして国内最多です。
 TOPPANは、一般財団法人 日本医師会医療情報管理機構(J-MIMO)から委託を受けたICI株式会社によってあらかじめ匿名加工されたデータを取得しているため、新たな匿名加工処理は不要で、テキストデータ提供までの時間を短縮します。
 特に、製薬企業からのニーズが高いがんや炎症性腸疾患などでは、多数の項目でテキストデータの事前構造化を行っており、スムーズに提供可能です。今後もニーズにあわせて対象疾患を拡大していきます。

■ 今後の目標
 TOPPANホールディングスは、テキストデータを追加した「DATuM IDEA(R)」を、製薬会社を中心に幅広く展開していきます。また今後も、医療上の重要性が高いにもかかわらず十分な治療法が確立されていない疾患領域において、医療ニーズの特定や医療現場の実態に即したエビデンス創出を支援し、迅速な創薬の推進に貢献していきます。

※1 次世代医療基盤法:
 正式名「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報及び仮名加工医療情報に関する法律」は、医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報及び仮名加工医療情報に関し、匿名加工医療情報作成事業を行う者及び仮名加工医療情報作成事業を行う者の認定、医療情報及び匿名加工医療情報、仮名加工医療情報等の取扱いに関する規制等を定めています。
※2 リアルワールドデータ:
 日常の実臨床の中で得られる医療データの総称。
※3 自然言語処理を用いた解析ロジックは特許出願手続き中です。


* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


以  上

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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