聖心女子大学がタイのアサンプション大学と交換留学協定を締結 ― グローバルサウス圏の協定先拡充によりアジアでの国際連携を強化
聖心女子大学
聖心女子大学(東京都渋谷区、学長:安達まみ)は6月5日、アサンプション大学(タイ王国 バンコク)と交換留学協定を締結した。アサンプション大学は、タイで初めて全課程を英語で提供した、同国で最も国際的な大学の一つ。聖心女子大学では、グローバルサウス圏の協定先拡充により今後もグローバル人材の育成に貢献していく。なお同協定により、同大では11カ国・地域の計22校に長期留学が可能になる。
アサンプション大学は、バンコク市内の中心部とスワンナプームに位置する私立の総合大学。全課程を英語で提供したタイ初の大学として、国際的に広く知られている。
現在、約20,000人の学生が在籍しており、そのうち外国人留学生は3,000人以上を占めるが、これはタイの大学で最多である。40カ国以上から集まった1,200人の教授陣を擁し、100を超えるプログラムを提供している。
聖心女子大学はこれまでもアサンプション大学からの留学生を受け入れてきたが、協定により、今後は両校間で交換留学を始めとした活発な学生交流が行われる予定である。なお、タイの大学とは初めて交換留学協定を締結した。
これにより、長期留学協定校は11カ国・地域22校に拡大。アジア圏の協定先は3カ国・地域6大学に拡充され、留学を希望する学生の選択肢が広がった。
【国際センター長 岩田一成教授のコメント】
世界の英語は多様であるという発想(World Englishes)の定着とともに、アジア英語留学という言葉を耳にするようになってきた。タイ、フィリピン、マレーシアなどが人気のようだが、本学もこの協定により、学生をタイに派遣することができるようになる。アジアから日本を見ることは人生において大事な知見を得ることになると思う。タイの文化を英語で学ぶという貴重な学びの体験を得るべく、たくさんの学生に留学してほしいと考えている。また、アサンプション大学の留学生を本学に受け入れることで、留学生の多国籍化が進み、本学の国際交流活動が一層充実することを期待している。
●アサンプション大学について
1705年にフランスで誕生したカトリック修道会「聖ガブリエル修道会」によって運営。1969年にアサンプションビジネススクールとして創立し、1990年にアサンプション大学として認可された。学部構成は、経営学部、経営経済学部、人文学部、コミュニケーションアート学部、法学部、工学部、科学技術学部、看護学部、建築学部、音楽学部、バイオテクノロジー学部の11学部。
https://www.au.edu/
●聖心女子大学について
1800年にフランスで誕生したカトリックの女子修道会「聖心会」を設立母体とし、1948年に日本で最初の新制女子大学の一つとして開学。以来、カトリック教育に基づくリベラル・アーツカリキュラムを堅持している。学科構成は、現代教養学部に英語文化コミュニケーション学科、日本語日本文学科、哲学科、史学科、人間関係学科、国際交流学科、心理学科、教育学科の8学科。世界32か国に150校を超える姉妹校を有している。
https://www.u-sacred-heart.ac.jp
●聖心女子大学の国際交流・留学について
創立当初から国際性を育む教育を目指してきた聖心女子大学では、長期留学制度・短期留学制度の他、長期休暇を利用した海外短期研修を実施している。独自の奨学金制度を設けて、より多くの学生が積極的に留学できるよう支援を行っている。
https://www.u-sacred-heart.ac.jp/international-exchange/
(関連記事)
・聖心女子大学が静宜大学(台湾)と交換留学協定を締結 ― 2026年度から留学生の派遣開始を予定(2024.06.27)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53690.html
▼本件に関する問い合わせ先
聖心女子大学 企画部 企画課
小島・矢口
住所:〒150-8038 東京都渋谷区広尾4-3-1
TEL:03-3407-5076
FAX: 03-3407-5929
メール:kikakubu@u-sacred-heart.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/
記事提供:Digital PR Platform