SAS Japan、創立40周年を迎えました
SAS Institute Japan株式会社
お客様、パートナー様とともに歩んだ40年
アナリティクスの力で、日本の「意志決定」を創造する
アナリティクスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:手島 主税、以下 SAS Japan)は、本日2025年10月3日に設立40周年を迎えました。長年にわたりご支援くださったお客様、パートナー様、関係者の皆様に心より御礼を申し上げます。
SAS Institute 共同創業者および最高経営責任者 Jim Goodnightからの御礼メッセージ
https://youtu.be/m3R2qaMOdLQ
SAS Institute Japan株式会社 代表取締役社長 手島 主税からの御礼メッセージ
https://youtu.be/3SMp0JArtLs
40年の歩みと進化
SAS Japanは1985年の設立以来、データから価値を引き出し、お客様の意志決定を支援するアナリティクスソフトウェアとサービスを提供してきました。日本のデータ活用の黎明期から現在に至るまで、金融、製造、通信、小売、製薬、公共といった幅広い業界で、データ&AIを活用したイノベーションを共創し、日本の産業競争力の強化に寄与しています。
この40年間で、データを取り巻く環境は劇的に変化しました。クラウドの普及、ビックデータの登場、そして生成AIの登場により、データおよびその活用技術は大きく進化しましたが、SAS Japanの基本姿勢「データそのものは価値を生まない。意味を与え、意志決定に結び付けてこそ価値が生まれる」は不変です。
SAS Japanは常にアナリティクスの最前線に立ち、クラウドネイティブなアナリティクス・プラットフォーム「SAS® Viya®」を通じて、説明可能性・公平性・ガバナンスを備えたAIとアナリティクスを提供しています。これにより、お客様はデータを戦略的に活用し、収益向上・効率化・リスク低減に直結する意志決定を継続的に創造することができます。
さらに、SAS JapanはAIとアナリティクスの価値を最大限に引き出すための基盤として、データマネジメント領域にも注力してきました。ハイブリッド・クラウド時代においてサイロ化しがちなデータ環境においても、高精度な意志決定を支援するために、データの収集・変換・統合に加え、データ共有やセキュリティに関する課題への対応として、合成データ生成技術などを含む包括的なデータマネジメント機能を提供しています。この取り組みは、単なるデータの蓄積ではなく、「意志決定から逆算して必要なデータを整備する」という思想に基づくものであり、説明可能性・公平性・ガバナンスを重視するSASのアナリティクス・ライフサイクルの中核を成しています。
エージェンティックAIと未来への挑戦
近年、SASは意志決定の透明性を高めるために、カスタマイズ可能で人間の関与を前提としたAI活用の新たなフレームワークを発表しました。このフレームワークは「エージェンティックAI」と呼ばれ、人間の介入とAIの自律性のバランスを最適化する設計思想(Human-in-the-loop)に基づいています。
このアプローチでは、倫理基準に則った説明可能性と透明性を備えたガバナンス機能を提供し、企業が目的に応じたAIシステムを設計・導入・拡張することを可能にします。これにより、企業は自社のガイドラインやルールに準拠した、正確かつ信頼性の高い意志決定を実現できます。
SAS Japanは、経営層から実務担当者、アカデミア、そして未来を担う子どもたちまで、幅広い層を対象としたイベントやコミュニティ活動を積極的に推進しています。本年7月に開催した SAS Innovate on Tour Tokyo 2025 では、基調講演や分科会、体験型展示を通じて最新のテクノロジーと事例を共有し、約500名が参加するネットワーキングの場となりました。さらに、国内の大学や教育機関との連携を強化し、カリキュラム共創や共同研究、次世代育成プログラムを推進することで、実社会で活躍できるデータ人材の育成に取り組んでいます。こうした取り組みは、データ活用による社会課題の解決にもつながるものです。その一環として展開している、次世代のデータリテラシーを育む教育プログラム「データサイエンス for Kids」は今年で10年目を迎え、小中学生を対象に体験型ワークショップを提供しています。未来を担う子どもたちをはじめ、これからの社会を担う人材が、社会の課題に向き合い、データを通じて解決策を見出す力を育むことを目指しています。
設立40周年を迎え、「好奇心を力に」「地球規模の未知の課題への挑戦」「日本のアイデンティティを世界に」という私たちのビジョンを通じて、未来への歩みを加速させていきます。これからもお客様やパートナー様との共創をさらに深め、より複雑で困難な課題の解決に貢献することで、日本の産業競争力強化と、より良い社会の実現に貢献していきます。
SAS Institute Japan 株式会社 代表取締役社長 手島 主税 コメント:
「この度、弊社は2025年10月3日で設立40周年を迎えることが出来ました。1985年の設立から40年という大きな節目を迎えることができましたのは、SASをご信頼頂き、共に歩んでくださったお客様、そして強力なパートナーシップで支えてくださったパートナー企業の皆様のおかげです。心より御礼申し上げます。私たちの歴史は、人の好奇心の力と共にありました。まさに、人中心型イノベーションを大事な理念にしている企業です。流動性が高まるこれからの時代には、データ&AIが企業戦略の要、意志決定の力になります。長年の経験により培ったテクノロジーと人材力を持つSASだからこそ成しえる、本物のアナリティクス、本物のAIに果敢に挑んで参ります。次の10年、そしてその先も、皆様にとって最も信頼されるパートナーとして、社員一同、一層の努力を重ねてまいります。」
SASについて
SASはデータ&AIのリーディング・カンパニーです。SASの革新的なソフトウェアと業界特化型のソリューションが、世界中のお客様にデータを信頼できる意志決定に変換するパワーを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
記事提供:Digital PR Platform