ボッシュ、産学連携の取り組みを推進:ボッシュ レックスロス、横浜国立大学に油圧機器提供 「フルードパワートレーニングラボ」を開設
ボッシュ株式会社
~法政大学でも同施策を実施~
フルードパワー(油圧)に関する実習向けの主要機器や制御装置等を無償提供
CEOステファン・ハーク博士らが油圧技術に関するレクチャー提供
日本のものづくり産業を支える人材育成に貢献
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横浜 — グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーであるボッシュは、このたびグループ内で産業機器テクノロジー事業セクターを担うボッシュ レックスロスが横浜国立大学に無償提供したフルードパワー(油圧)に関する実習キットを基盤として、同大学内に「フルードパワートレーニングラボ」が開設されたことを発表しました。
近年、油圧機器は幅広い産業を支える重要な技術である一方、高等教育機関における油圧工学の学習機会は減少しています。このような背景から、ボッシュ レックスロスでは、日本のものづくり産業を支える人材育成への貢献を目指し、大学との産学連携の取り組みを進めています。
今般提供したフルードパワー(油圧)に関する実習キットには、モータ、ポンプ、コントロールバルブ、シリンダなどのフルードパワー分野の主要機器や制御装置が含まれています。横浜国立大学 大学院理工学府の機械工学教育分野を専攻する学生は、「フルードパワートレーニングラボ」で最新の実習キットを活用し、自分たちでフルードパワーシステム*を構築することができます。同ラボでは、機器の挙動の計測や解析を通して、フルードパワーシステムの目的や課題を体験するハンズオン形式のトレーニング実施が可能となります。
さらに本国ドイツのボッシュ レックスロスAGでCEOを務めるステファン・ハーク博士をはじめ、ボッシュ レックスロスの従業員が今期4回にわたり最新の油圧技術に関するレクチャーを実施します。授業およびラボでのハンズオントレーニングにより、学生たちに最新設備を活用した油圧に関する最新の技術動向を学ぶ機会を提供します。
また、ボッシュ・レックスロスは法政大学でも同様の取り組みを実施しています。法政大学 大学院デザイン工学研究科システムデザイン専攻にて、「フルードパワートレーニングラボ」を開設し、2025年後期に4回の授業を実施します。ボッシュは今後も教育機関と連携し、日本のものづくり産業を支える人材育成の一助を目指します。
* 油や、水、空気などの流体の力で、機械や装置を操作・停止させる駆動方式
産学連携の取り組み概要
横浜国立大学 大学院理工学府機械・材料・海洋系工学専攻 機械工学
フルードパワートレーニングラボ:2025年11月開設
レクチャー日程:11月12日(座学)、12月3日・10日(ハンズオン)、12月17日(ハークCEO特別レクチャー)
法政大学 大学院デザイン工学研究科システムデザイン専攻
フルードパワートレーニングラボ:2025年11月開設
レクチャー日程:10月10日・24日(座学)、11月7日(ハンズオン)、12月16日(ハークCEO特別レクチャー)
本件に関するお問合わせ先
古市、浄土寺
電話:045-605-3010
関連リンク
ボッシュ レックスロス
https://www.boschrexroth.com/ja/jp/
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