学校法人日本女子大学が武蔵コーポレーション株式会社と寄附授業等に関する協定を締結 ― 土地・建築の有効活用、建物保全や経営・会計・マーケティングを学ぶ実践的な授業を展開 ―
日本女子大学
学校法人日本女子大学(東京都文京区、理事長:今市涼子)は、11月19日(水)に武蔵コーポレーション株式会社(埼玉県さいたま市、代表取締役:大谷義武)と日本女子大学目白キャンパスにおいて寄附授業等に関する協定を締結しました。
本協定は、本学と実社会の連携を一層強化し、経営や土地・建築の有効活用に関する理解と関心を深めることを目的とするものです。学生と社会双方のニーズに応える教育・研究活動の推進を図るため、2026年度より寄附授業等の実施を予定しています。
■本協定によって設置される寄附授業等(予定)
①「企業マネジメント入門」(教養科目・全学部共通)
企業のマネジメント全般について、経営・会計・マーケティングの各観点から総合的に学修していきます。対象とする業種は不動産業を中心に据えつつ、他の産業分野についても適宜取り上げ、幅広い視野での理解を促します。
武蔵コーポレーションをはじめ、学生が関心を持ちやすい企業・組織の取り組みを事例として紹介することで、実践的な知識の習得を目指します。
②「建築ストックマネジメント(仮)」(建築デザイン学科科目)
日本の住宅・建築ストックをめぐる現状を理解したうえで、既存建築物の活用、維持管理、価値評価、不動産市場との関係性など、建築ストックを取り巻く総合的なマネジメントの考え方を学びます。新たな建築の計画・設計に加えて、既存建築の資源的可能性を理解し、制度、経済、市場、地域社会といった多面的視点から住環境改善のための手法を検討します。また、民間企業の取組や住宅遺産トラストなどの実践を通して、建築の社会的役割を考察します。
※その他、既存物件のリノベーション・コンペなど実践的な課題に学生が取り組む課外プロジェクトも企画予定です。
■武蔵コーポレーション代表取締役 大谷義武 コメント
日本女子大学様と協定を締結できますことは、当社にとって大変光栄に存じます。建築デザイン学部をはじめとする学生の皆様に、当社の物件を授業や研究にご活用いただくとともに、私どもも最先端の学問から多くを学ばせていただき、Win-Winの関係を築いてまいりたいと考えております。
■日本女子大学学長 篠原聡子 コメント
この度、武蔵コーポレーション様と協定を締結できましたことを、大変嬉しく存じます。本学の学生にとって実社会との接点は極めて重要であり、教育・研究の両面において相互に刺激を得ながら取り組みを進めていければと考えております。まずは2つの寄附授業から連携を開始いたしますが、将来的には共同研究をはじめ、さまざまな形での連携を推進してまいりたいと存じます。
■武蔵コーポレーション株式会社について
2005年に設立し、埼玉県さいたま市に本社を構える総合不動産コンサルティング会社です。「住まいで人を笑顔に」をミッションに掲げ、関東1都6県を中心に収益不動産の売買および賃貸管理事業を展開しています。
老朽化や入居率の低下といった課題を抱える収益不動産を自社で買い取り、一級建築士による100項目以上の厳格なチェックを経てリノベーションを施し、「認定収益物件ReBreath」ブランドとして不動産投資家へ販売しています。
https://www.musashi-corporation.com/
【日本女子大学について】
日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境をもつ女子総合大学です。幼稚園から大学院までの一貫教育、さらに卒業生以外にも門戸を開くリカレント教育など、誰もが生涯を通じて学び、成長し続ける社会を創るための機会を提供しています。多様で非連続に変化する社会において、新しい明日を共に創る人材を育てています。詳しくは、
https://corp.jwu.ac.jp/ をご覧ください。
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人 日本女子大学 法人企画部 広報課
住所: 〒112-8681 東京都文京区目白台2-8-1
TEL:03-5981-3163
メール:n-pr@atlas.jwu.ac.jp
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