2024年11月28日
石破茂総理は26日開いた経済財政諮問会議で来年度予算編成の基本方針などについて「骨太方針2024に沿って、物価上昇を上回る賃金上昇の普及・定着、地方創生2.0、官民連携による投資拡大、防災・減災など重要政策課題に必要な予算措置を講じるとともに、歳出改革努力を継続することにより、メリハリの効いた予算編成をする」と述べた。
また賃金向上に向けた特別セッションでは「地方の非製造業など人手不足が深刻な業種ではリスキリング等によって人員に余裕がある業種からの労働移動を促進しつつ、AI(人工知能)等を活用して生産性向上を図るとともに、最低賃金の引上げが重要との意見を伺った」と認識を共有。
それを踏まえ、石破総理は「経済対策を早期に執行するとともに、来年度予算でも来年の春季労使交渉に向け、企業の賃上げ環境の整備を図っていく。地域に眠る資源をフルに活用し、地方を成長の主役としていくためにも、人手不足の緩和に向けた省力化・デジタル化投資による生産性の向上、リスキリング等を通じた労働需給のミスマッチ解消といった取組みや最低賃金の引上げも重要で、生産性向上や労働市場改革の取組みについては今後、政労使の意見交換や地方創生の基本構想、来年の骨太方針に向け、引き続き議論を深めていく」とした。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
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