2025年01月15日
フォルクスワーゲン・ジャパン(VW Japan)は、Golf最上級グレードの新型「Golf R (ゴルフR)」と「Golf R Variant (ヴァリアント)」を2025年1月10日、東京オートサロンの会場で日本初公開した。発売は本年1月下旬以降を予定している。
今回公開された新型Golf R、Golf R Variantは、第8世代「Golf」をベースとしており、内外装のアップデートに加えて、先代モデルから強化されたエンジンと高度な電子制御シャシーを与えられ、クラスの常識を超えた性能を持つ。
新型Golf R、Golf R Variantのパワートレーンは、EA888型エンジンファミリーとしてもっとも高出力なチューニングが施され、最高出力333psを5600~6500rpmで、最大トルクの420Nmを2100~5500rpmで発生させる。
しかも全域で力強いエンジン特性を実現。ターボラグを感じさせないレスポンスの良さも強調されている。吸排気可変バルブタイミング機構、排気側の2段階バルブリフト量可変機構を備え、電子制御化されたクーラント制御の採用や徹底した内部損失の低減などによって、パフォーマンスと環境性能を高い次元で満たすスポーツエンジンとなっている。なお、0-100km/h加速タイムは4.6秒(欧州仕様計測値)に達する。
このエンジンに組み合わされる駆動システム4MOTIONは”R-Performanceトルクベクタリング”を備え、左右後輪のトルク配分を0~100%の間で調整が可能。シャシー全般を電子制御する頭脳“Vehicle Dynamics Manager”は、電子制御ディファレンシャルロック“XDS”や“DCC”の統合制御に加えて、4MOTIONも統合的にコントロールすることで、限界的な旋回性能をさらに高いレベルへ引き上げている。
新デザインのLEDヘッドライト、イルミネーション付きVWエンブレム、リアコンビネーションランプ、そして新形状のバンパーやベンチレーショングリルが、よりシャープでスポーティな印象を与える。さらに、1本8kgの軽量19インチアルミホイール”Warmenau”(ヴァルメナウ)をオプション設定している。
新型のインテリアは、タッチ式スイッチや大型のパドルシフトを備えたステアリングホイールや、中央に大きく回転計を配する専用デザインのデジタルメータークラスターなど、Rモデルだけのエレメントは視覚面・機能面で高性能を主張する。
シートはヘッドレスト一体型のスポーツシートで、ベースはブラック&ブルーのR専用デザインのマイクロフリースシート、「R Advance」はシート側面部分にカーボン調エレメントを配したナパレザーシートを標準装備する。
新型Golf Rの価格は709.4〜775.2万円, Golf R Variantの価格は712.9〜785.4万円。(編集担当:吉田恒)
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記事提供:EconomicNews
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