2025年12月04日
日産自動車の中国現地合弁会社である鄭州日産汽車有限公司(鄭州日産)は、新型ピックアップトラック「Frontier Pro」とプラグインハイブリッドを搭載した「Frontier Pro PHEV」を発表した。新型モデルは日産として初めて中国で設計・開発・製造されグローバルに輸出されるピックアップトラックだ。日本市場向けのモデルについての言及はない。
「Frontier Pro」のエクステリアは日産のデザインアイコンであるVモーションフロントグリルを継承し、LEDヘッドライトを融合させた先進的なデザインとした。リアはフルワイド3Dテールライトを採用し、奥行きのある光で圧倒的な存在感を演出する。
インテリアは、快適性、安全性、そして上質感を備えた設計とし、フロントレザーシートには6層構造の通気性の高いクッションを採用した。高い質感のスエード素材は耐摩耗性・耐傷性に優れる。
リアシートは7種類にアレンジ可能で、最大970リットルのフルフラットラゲッジスペースを確保し、乗員の快適性と積載性を両立した。静粛性の高いキャビンには大型パノラマサンルーフと高品質のオーディオを備えた。
PHEVが積むパワートレーンは、1.5リッター4気筒ターボエンジンと、トランスミッションに搭載された高出力電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド。システム全体で300kW以上の出力と最大800Nmのトルクを発揮し、高いパフォーマンスと優れたエネルギー効率を実現した。中国市場向けには、EV走行時の最大航続距離135km達成を目指す。また、「Frontier Pro」 は、500Nmの力強いトルクを発揮する第3世代 M9Tディーゼルエンジンと ZF製8速ATを組み合わせた。
Frontier Proは、過酷な地形でも揺るがない安定性を実現する。ボディとフレームの広範囲に高強度の鋼板を採用し、強固な構造とした。外板には100%両面亜鉛メッキ鋼を採用し、アンダーボディには防砂利コーティングを施し、飛び石や破片から保護する。
価格は「Frontier Pro」が16.99万~19.99万元、「Frontier Pro PHEV」が18.99万~24.99万元である。(編集担当:吉田恒)
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記事提供:EconomicNews
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