2025年12月08日
アセアン諸国を戦略的な販売拠点に据える三菱自動車は、ベトナムで新型ミッドサイズSUV「デスティネーター」の販売を開始した。今後は、他のアセアン地域や、南アジア、中南米、中東、アフリカ へも展開を予定しており、最終的には約70カ国に順次投入する。日本での展開について言及はない。
「デスティネーター」は、「The Confidence Booster for Energetic Famil ies (いきいきとした家族が自信を持って一歩踏み出せるよう後押しする SUV)」を商品コンセプトに開発し、3列シートレイアウトでゆとりあるスペースを確保した7人乗りのミッドサイズSUVだ。ドライバーや一緒に過ごす大切な家族が新たな目的地(destination)へ踏み出す後押しをしたい、という想いを込めてDESTINATORと名付けた。
本格的なSUVデザインや、乗る人すべてが心地よく過ごせる広々とした上質な室内空間、力強く爽快な加速性能とさまざまな路面や天候での走破性が大きな特徴である。
ボディサイズは全長4680mm×全幅1840mm×全高1780mm、ホイールベース2815mm。パワーユニットは1.5リッター「MIVEC」搭載のガソリンターボエンジンで、最大出力120kW(168馬力)、最大トルク250Nmを発揮。CVTと組み合わせ、駆動方式はFF。FF車だが、三菱独自の四輪制御技術「アクティブヨーコントロール(AYC)」やトラクションコントロール、エンジン・パワーステアリングを統合して制御し、高い走破性を実現している。
デスティネーターは 、本年7月にインドネシアで販売を開始しており、本年度内の販売目標台数1万台を上回る、約1万2000台を約4カ月で受注する好調な立ち上がりを見せて います。
さらに11月にはフィリピンでも販売を開始し、今回のベトナム への投入とあわせ 、アセアン地域でさらなるシェア拡大を目指す。
また、デスティネーターは、ベトナムデザイン協会が主催する、VMARKベトナム・デザイン・アワード2025の「ベスト・インダストリアル・プロダクト・デザイン」カテゴリーにおいて、金賞を受賞した。同賞を受賞するのは、2023年の「エクスフォース」、2024年の「トライトン」に続く3度目となる。
ベトナム仕様のラインアップは、標準の「プレミアム」と上級モデルの「アルティメット」の2グレードで、価格は7億8000万ドン(約460万円)から8億5500万ドン(約504万円)だ。(編集担当:吉田恒)
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記事提供:EconomicNews
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