地域を支える福祉の未来は、人を育む文化から
一般社団法人けあとともに

社会福祉法人福竹会、「中堅リーダー育成プロジェクト」が始動。~対話と実践を通じて、人が育ち、組織が育つ文化を未来へ~
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リーダーとして抱える悩みや理想を安心して語り合う。研修プロジェクトはここから始まる。
介護を取り巻く環境は年々大きく変化しています。人材不足、多様な人材との協働、利用者一人ひとりへの質の高いケア、そして地域から選ばれ続ける組織であること。社会福祉法人には、日々の介護サービスを提供するだけでなく、人を育て、組織を育て続けることが求められています。
兵庫県加古川市を軸に4拠点を展開し、約200名の職員が地域福祉を支える社会福祉法人福竹会では、「老後の安心支えます」という経営理念のもと、地域福祉を支える人材育成を重要な取り組みの一つとして位置付けています。
このたび、中堅リーダー36名を対象とした年間3回の実践型コーチング研修が始まりました。地域福祉は、一人の専門職だけでは支えられません。約200名の職員一人ひとりが理念を共有し、人が育ち続ける組織であることが、利用者様やそのご家族へのより良いケア、そして地域の安心へとつながっていきます。本研修は、知識を学ぶことのみを目的とはしていません。現場で実践し、振り返り、さらに実践する。その循環を通して、人が育ち、組織が育つことを目指した伴走型の取り組みです。
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信頼関係はどのように育まれるのかをグループで対話する。
今回の取り組みを取材して最初に驚いたのは、「研修そのもの」ではありませんでした。
福竹会では、各拠点の職員で構成される研修委員会が、年間計画の立案から講師との打ち合わせ、当日の運営、アンケート作成・集計まで主体的に担っています。
参事の逸見氏は、「研修委員が協力して工夫しながら実施していくという過程そのものが人材育成ではないかと思っています」と話されます。
また、本部長の佐藤氏は、「今回の企画について、昨年度実施したコーチング研修に対し、『もっと深く学びたい』という職員の声が多く寄せられたことが、次の段階の年間研修につながったこと、そして『コーチング』という言葉だけが一人歩きするのではなく、自己理解や相手への思いやり、人材育成の本質を学んでほしいという想いがあった」と振り返っています。
研修は、一日限りのイベントではなく、組織全体で人を育てる仕組みとして位置付けられていました。
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司令塔とコーチの違いを学び、理想のリーダー像を考える。
研修開始約1時間前。11名のリーダーが自主的に集まり、一つの情報交換会が開かれていました。
テーマは、「どのような施設を目指したいか」「どのようなチームをつくりたいか」「そのために、今どのような課題があるのか」というもので、事務局はあえてその場に加わらず、リーダー自身が自由に対話できる環境がつくられていました。今回、研修講師を務めた松本瑞夫氏も、講師という立場ではなく、一人のオブザーバーとしてその場に参加しました。
そこでは、「利用者様やご家族に『利用して良かった』と思っていただける施設でありたい」「誰が担当しても同じ質のサービスを提供できる組織にしたい」「職員同士が互いを思いやり、安心して働けるチームにしたい」という理想が語られる一方、「申し送りが十分に機能していない」「経験の差によるばらつきがある」「新人育成やマニュアルの統一が課題」など、現場の率直な課題も共有されました。
理想のみならず、課題から目をそらさないその姿勢こそ、福竹会が大切に育んできた文化の一つです。
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観察・承認・傾聴を通じ、安心して話せる場づくりを体験。
第1回研修のテーマは、「観察」「承認」「傾聴」でした。
講義だけではなく、ワークと対話を中心に進められました。介護現場では、申し送りや短い会話の積み重ねが、チームワークやケアの質に大きく影響します。だからこそ、「相手をよく観察する」「存在を認める」「最後まで話を聴く」という積み重ねが信頼関係を育み、リーダーシップの土台になることを、参加者は体験を通して学びました。
運営を担当した主任介護支援専門員の高橋氏は、「他部署間の関係は良好で、困りごとも抵抗なく話せていました。ワークにも前向きで、学習意欲が高く、顔の見える関係づくりができていると感じました」と振り返っています。
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相手に興味と関心を向け、全受容リスニングを実践する。
研修後の自由記述には、多くの参加者が「明日から実践すること」を具体的に記していました。
例えば、「存在承認を意識した関わりを行いたい。一人ひとりを大切な存在として受け止め、相手の話に耳を傾け、尊重する姿勢を大切にしていきたい」「自分が変わらないと何も変わらないので、少しずつでも実践していきたい」「明日から実践していくことが描きやすく、頑張っていこうと思える研修でした」「職場だけではなく、関係機関や全ての方において、今日学んだことを活かしていきたい」といった声が寄せられました。
印象的だったのは、「良い研修だった」という感想よりも、「自分はどう行動するか」という言葉が多かったことです。知識を得ることではなく、現場での実践へと意識が向いていました。
今回、福竹会では受講者一人ひとりに対し、各上長からコメントを返す取り組みも行われました。
そこには、「失敗こそ学びの機会。マイナスではなくポジティブに捉え、自身の成長につなげてください」「○○さんは聴く姿勢が素晴らしく、ケアマネとして頼られる存在です」「一緒に考えて、一緒に挑戦していきたいと思います」「より良い職場づくりに向けて、一緒に取り組んでいきましょう」
など、評価ではなく、成長を信じて見守る言葉が数多く並んでいました。
研修後に、そのコメントを見た一般社団法人けあとともに代表理事・株式会社コーチングプロジェクト代表取締役の松本氏は、「研修だけでは人は変わりません。実践を見守り、応援してくれる上司や研修委員会、事務局の方々の存在感を示すことで、人は安心して挑戦できます。皆様のコメントから、その風土や文化が福竹会様にはあると感じました」と話しています。
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ケーススタディを通して、多様な考え方や関わり方を学ぶ。
研修はこれで終わりではありません。8月末には、それぞれの実践を振り返るアンケートを実施して、その内容をもとに9月18日の第2回目の研修を行います。
テーマは、現場で実際に起きたケースを題材としたリーダーとしての関わり方。例えば、報告・連絡・相談を促すための関わり方や、安心して声を上げられるチームづくりについて、参加者自身の実践などをもとに学びを深めていく予定です。
施設長の瀧氏は、「研修へ前向きに取り組む姿勢を見ていて嬉しく思いました。明日からの小さな変化、そして半年後の姿を楽しみにしています」と期待を寄せています。
介護サービスを支える人が育ち、安心して働き続けられる職場が増えることは、利用者やご家族だけでなく、仕事と介護を両立する地域企業のワーキングケアラーを支えることにもつながります。
社会福祉法人の持続的発展は、地域のケアを支え、その積み重ねは介護離職防止という社会課題の解決にもつながります。
今回のプロジェクトでは、 松本氏が組織開発の視点から、新しい文化をつくるのではなく、組織が長年育んできた理念や文化を尊重し、その強みが未来へ受け継がれていくよう伴走しています。
良い組織とは、課題がない組織ではありません。理想を語り合い、課題と向き合い、学び続ける組織です。今回、福竹会様の皆様とご一緒し、その姿勢を随所で感じました。研修前の自主的な情報交換会、研修委員の主体的な運営、受講後の実践、そして一人ひとりを見守る上長のコメント。それらはすべて、「人を育てる文化」の表れでした。福竹会様がこれまで大切に育んできた文化が、これからも地域を支え続ける力となるよう、ともに歩む伴走者でありたいと思っています。
社会福祉法人福竹会は、兵庫県加古川市を拠点に4拠点を展開し、「老後の安心支えます」という経営理念のもと、特別養護老人ホームをはじめとする高齢者福祉サービスを提供しています。約200名の職員が、利用者様とご家族に寄り添いながら、地域に根差した福祉の実現に取り組んでいます。
公式HP:
https://ftk1998.or.jp/
「企業の介護離職防止」を目的に、組織開発、ファイナンシャルプランニング、看護、産業保健、仕事と介護の両立支援など、それぞれの専門性を持つ多職種の専門家が連携し、企業や地域をワンストップで支援する団体です。必要に応じて、提携する専門家と連携し、各種支援制度の活用も含めたご相談に対応しています。企業への研修や相談支援に加え、地域の福祉を支える社会福祉法人への組織開発支援を通じて、働く人と地域のケアを支える持続可能な社会づくりに取り組んでいます。
公式HP:
https://keatomo.jp/
本取り組みは「社会福祉法人福竹会」と「一般社団法人けあとともに」の連携により実施しています。
一般社団法人けあとともに
担当:代表理事 松本瑞夫
E-mail:info@keatomo.jp
※上記HPのお問い合わせフォームからも受け付けています。
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes