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株式会社シーユーシー、運動器カテーテル治療の世界的権威・奥野祐次医師と戦略的業務提携に関する基本合意書(MOU)を締結

株式会社シーユーシー

株式会社シーユーシー、運動器カテーテル治療のutf-8

日本発「モヤモヤ血管」治療を全米へ。今後3年間で全米20拠点のOBL展開を目指す


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医療機関向け経営支援事業等を展開する株式会社シーユーシー(本社:東京都港区、代表取締役社長:濵口慶太、以下「CUC」)は、運動器カテーテル治療の第一人者であるオクノクリニック総院長の奥野祐次医師・医学博士、並びに同氏が代表を務める医療法人社団祐優会と、米国市場における慢性疼痛治療の事業展開に向けて戦略的業務提携に関する基本合意書(MOU)を締結いたしましたのでお知らせいたします。
本提携は、奥野氏が2014年に開発した長引く痛みの原因となる異常な血管(通称「モヤモヤ血管」)を標的とする低侵襲なカテーテル治療を、CUCが米国で開設するOBL(Office-Based Laboratory)※1において提供することを目的としており、今後3年間で約20拠点のOBL開設を目指します。
※1 OBL(Office-Based Laboratory):外来クリニック(Office-Based)の環境でありながら、高度な画像診断機器やカテーテル治療設備(Laboratory)を備えた医療施設。

■提携背景:米国の巨大な「アンメット・メディカル・ニーズ」への挑戦
米国を含む先進国では慢性疼痛が深刻な社会問題となっており、米国疾病予防管理センター(CDC)の報告によると成人の約20%にあたる約5,000万人が慢性疼痛に苦しんでいるとされています※2。また、世界の慢性疼痛市場は2031年に約1,155億ドル(約17兆円)に達すると推定され※3、その中でも北米は最大のシェアを占める巨大市場です。しかし、既存の治療法では十分な効果が得られず、患者の生活の質(QOL)低下や精神的な負担が大きいという課題、「アンメット・メディカル・ニーズ(有効な治療方法がない医療ニーズ)」が依然として大きく存在します。

CUCは「医療という希望を創る。」という使命(ミッション)のもと、2023年の米国子会社設立以降、米国においては主に足病領域での事業拡大を進めてまいりました。本提携を機に、この革新的な治療法を世界規模で普及させ、より多くの医師が安全かつ効果的に実施できる環境を提供することで、従来の治療法では効果が得られなかった「慢性的な痛み」に苦しむ患者に新たな希望をもたらすことを目指してまいります。
※2 出典:CDC "Prevalence of Chronic Pain and High-Impact Chronic Pain Among Adults - United States, 2016"
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6736a2.htm
※3 出典:Coherent Market Insights "Chronic Pain Market Size and Share Analysis, 2024-2031"

■奥野氏の革新的治療法:「モヤモヤ血管」へのアプローチ


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奥野氏が提唱する治療法は、これまで治療法がないとされてきた肩こり、五十肩、変形性膝関節症、慢性前立腺炎、へバーデン結節、内痔核に伴う痛みなど、多岐にわたる疾患に対し血管を介して炎症を治すという従来の疼痛治療とは異なる全く新しい医療アプローチであり、体に負担の少ない低侵襲治療です。



痛みの原因「モヤモヤ血管」

モヤモヤ血管(Abnormal neovessels)は、筋骨格系の損傷や炎症が生じた部位に、細かい血管と神経が対になって異常に増殖し、この異常血管が自然に消褪せずに残存したもので、奥野氏の治療法はこれらの異常血管が痛みの慢性化を引き起こしているという着眼点に基づいています。


低侵襲カテーテル治療(TAME等)

腕や足の付け根からカテーテル(細い管)を挿入し、痛みの原因である「モヤモヤ血管」のみに塞栓物質を注入する微細動脈塞栓術(TAME)※4 などを行います。メスを使わずに根本原因にアプローチするため身体への負担が極めて少なく、日帰りで治療可能な点が特徴です。
※4 TAME(Transcatheter Arterial Micro Embolization)

奥野氏は、この先駆的な治療の研究における功績が認められ、2023年9月には欧州心臓血管インターベンショナルラジオロジー学会(CIRSE)より、インターベンショナルラジオロジー(IR)の発展に大きく貢献した人物に贈られる「Award of Excellence & Innovation in IR」を日本人で初めて受賞※5しており、その技術と実績は国際的に高い評価を得ています。
※5 出典:CIRSE (Cardiovascular and Interventional Radiological Society of Europe) 2023年発表。

■米国での事業展開計画:3年で20拠点のOBLネットワークを構築
本提携に基づき、CUCは奥野氏の治療法を米国内で迅速かつ広範に提供するため、以下の計画を推進します。

1.OBL(Office-Based Laboratory)の新規開設
患者の利便性と高度な専門設備を両立するOBLモデルを採用。事業開始後1年間で5〜7拠点、3年間で約20拠点の開設を目標とします。

2.人材育成と体制構築
拠点展開と並行し、米国内の臨床医や看護師の採用・教育プログラムを実施し、質の高い医療を安定的に提供できる体制を確立します。

3.国際学会「VENTI 2025」への出展
2025年11月7日(金)〜8日(土)に奥野氏が主催する国際学会「VENTI 2025」(会場:東京都千代田区)への出展を本提携のキックオフイベントと位置づけ、米国の先進的な臨床医とのパートナーシップ構築をスタートします。

■主要関係者からのコメント


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オクノクリニック 総院長 奥野 祐次 医師・医学博士
私の喜びは、痛みから解放された患者さんが笑顔を取り戻す瞬間に立ち会えることです。この10年間、痛みの原因である『モヤモヤ血管』の治療法を確立するために尽力してきました。この度、CUCという強力なパートナーを得て、我々の治療を米国の患者さんにも届けられることを大変嬉しく思います。これは、日米の医療連携を新たなステージに進める挑戦であり、米国の意欲ある医師たちと共に、疼痛治療の未来を切り拓いていけることを楽しみにしています。


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株式会社シーユーシー 代表取締役社長 濵口 慶太
奥野医師が受賞されたCIRSEのアワードは、その技術が世界最高水準であることの証左です。奥野医師の卓越した技術と、『医療という希望を創る。』という当社の使命が融合することに大きな可能性を感じています。米国には、いまだ有効な治療方法がない医療ニーズが数多く存在します。本事業を通じて、『これまで痛みのために孫と一緒に走れなかった方が、再び走れるようになる』といった、患者様一人ひとりの人生の質を劇的に向上させる『モビリティの改善』を実現し、希望を届けてまいります。

■(参考情報)国際学会「VENTI 2025」について
学会名:VENTI 2025 (Vascular Embolotherapy and Nerve interventions Targeting Inflammation and pain)
会期:2025年11月7日(金)~11月8日(土)
会場:JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区丸の内)
主催:奥野祐次(医療法人社団祐優会オクノクリニック総院長)、Gerard Goh(モナッシュ大学教授)
公式サイト: https://venti.or.jp/

■関係者概要
<奥野祐次医師・医学博士 プロフィール>
オクノクリニック総院長。インターベンショナルラジオロジスト(画像下治療専門医)。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院博士号取得。病的血管新生(pathological angiogenesis)の研究に基づき、運動器カテーテル治療を開発。2017年にOKUNO CLINICを開設、現在国内10拠点を展開し、年間約5,000人(2022年時点)の患者を治療。2023年9月、欧州心臓血管インターベンショナルラジオロジー学会(CIRSE)より日本人初となる「Award of Excellence & Innovation in IR」を受賞。

<株式会社シーユーシーについて>
株式会社シーユーシーと国内連結子会社18社、海外連結子会社24社からなるグループ企業です(2025年9月末時点)。「医療という希望を創る。」を使命に掲げ、さまざまな医療課題の解決に向けて、国内外の医療機関の支援やホスピス・居宅訪問看護など多角的な事業を展開しています。
2024年より米国での事業展開を強化し、当社グループが運営する米国中西部最大級の足病及び下肢静脈疾患クリニックのプラットフォーム「Beyond Podiatry」は、ミシガン州、イリノイ州、オハイオ州、ケンタッキー州、インディアナ州を中心に複数のブランドのもと 30 拠点以上を展開しています。

社名:株式会社シーユーシー
本社所在地 :東京都港区芝浦3丁目1-1 msb Tamachi 田町ステーションタワーN 15階
設立 :2014年8月8日
代表者 :代表取締役 濵口慶太
上場市場 :東京証券取引所 グロース市場(証券コード 9158)
資本金 :7,669百万円(2025年3月末時点)
主な事業内容 :医療機関向け経営支援事業
URL :https://www.cuc-jpn.com



本件に関するお問合わせ先
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社シーユーシー 広報担当
E-mail:pr@cuc-jpn.com

関連リンク
VENTI 2025
https://venti.or.jp/

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