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憲法9条を忘れるな 北の危険、対米外交の危険

2017年09月09日

日本の安全はアメリカの核の傘に入る「核抑止力」...

 非核3原則を見直す議論をすべき。日本国内に核兵器保有の議論をすべきと真面目に提起される「非核3原則の国是」破りが正論のようにでてくる状況は危険極まりない。憲法9条の戦力不保持規定は自民党政権で完全崩壊させられるのか。

 筆者は石破茂元防衛大臣の理路整然としたところ、造詣の深さに信頼を置いているが、核兵器に対する日本の国是を、見直すべきとの提唱には賛成できない。石破元防衛大臣は8日のブログで「核を持たず、作らず、持ち込ませずの非核3原則に加えて『議論もせず』の4原則を、周辺情勢が激変した今もいまだに堅持することで平和が保たれると信じておられる方の多いことに改めて驚愕しています」と書き込んだ。

 平和維持のために核兵器を国内に配備することを是認する発想の書き込みにこそ、筆者は驚愕している。しかも、石破元防衛大臣は「いつまでもこんな思考不徹底の言論空間を続けている余裕など、今の我が国にはないはず」と提起した。

 北朝鮮の核兵器に対抗するには、核兵器を備え、抑止するしかないという『普通の国家』に成り下がる暴挙論ではないか。

 北朝鮮の核実験以降、自民党内には、こうした『非核3原則』を見直す議論をすべきではとの発言、ミサイル防衛強化の発言が相次いでいる。これに、菅義偉官房長官は記者会見で「政府として検討する段階にない」としているものの「北朝鮮の挑発が、次から次へ拡大する中、自民党内で様々な議論がされるのは自然のこと」と是認する。「議論もせず」の4番目を取っ払って、議論するのは「自然」とした。

 日本の安全はアメリカの核の傘に入る「核抑止力」のもとで守られている、とする中でも、憲法9条の下で、日本が核兵器を保有したり、製造したり、国内に持ち込ませたりしないことは、最低限、遵守すべき「原則」になっている。

 「非核3原則は国是として確立されている。いかなる場合にも、これを忠実に履行する」(1976年衆院外務委員会での国会決議)と国是とされてきた。昨年11月25日の衆院安保委員会でも、稲田朋美防衛大臣が「非核3原則を守り、核なき世界の実現を目指していく」と断言した。

 つい昨秋の話だ。にもかかわらず、与党はどこまで北朝鮮を軍拡利用するのか、危機感を煽ることで、憲法9条の解釈改憲に留まらず、9条を完全空文化させる気か。

 安倍政権により日本は米国のアジア太平洋戦略に組み込まれ、今月3日の日米首脳会談ではトランプ大統領が「もし、アメリカが攻撃されたら、日本は、われわれを助けなければいけない」と相互同盟関係を求め、安倍晋三総理は「100%アメリカとともにある」と応じたとの報道がある。

 日米安保条約はいつから「血の同盟」として「双務性」に変質したのか。距離感を忘れた同盟関係は米国の戦争に巻き込まれる危険を高める。日本は我が国存立の危機に置かれた際、侵略国に対し、米国と共に戦うが、米国と運命をともにすると約すものではない。

 北朝鮮の対韓国窓口機関、朝鮮アジア太平洋平和委員会は日本の現在の動きにさえ「米国の手足となって醜く振る舞うべきではない」との報道官声明を出し「多種多様な原子弾(原爆)と水素弾、ロケットを保有した世界的な軍事大国が最も近くにいることを肝に銘じるべきだ」と威嚇している。

 核なき世界を目指すリーダーとなるべき日本が、北朝鮮にこれ以上の核やミサイル開発を行わせないために国連安保理での対応に日米韓足並みをそろえることは重要だ。しかし、日本には9条規定があり、それを踏まえた冷静な対応が求められる。

 北朝鮮の威嚇に屈してはならないが、安倍政権の下で北朝鮮の目には日米韓は距離なく一体と写っている。核を国内にとの議論にリアリティを持たせた原因は憲法9条を解釈改憲し、米国との適度な距離感を忘れた安倍政権にあると言わざるを得ない。

 いかなる外交・安保政策も、憲法を踏み越えて行動はできない。安倍政権には常に、このことを求めてやまない。世界に対して外交努力による平和維持への取り組み、働きかけこそ、日本の役割だ。軍事を支持し、評することは慎むべきだ。昨今は北の怖さより、安倍政権の安保政策に怖さや危うさを感じる。いつか、非核3原則の国是さえなくしてしまうのではないか。冷静な対応を願っている。(編集担当:森高龍二)

世界的軍事大国が最も近くにいると日本をけん制

石油禁輸など北制裁決議採択へ協力と日韓首脳

民進党・松野国対委員長が予算委開催を要求

電磁パルス攻撃、省も研究中と小野寺防衛相

さらなる核実験はいつでも可能 北の情勢

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記事提供:EconomicNews

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