2024年12月15日
日ごとに寒さが増してきた。これからの季節、女性の大きな悩みの種になるのが「肌のくすみ」だ。日本メナード化粧品株式会社が昨年、10代~80代の女性、合計841名を対象に実施したアンケート調査によると、他の人の肌を見てきれいだと感じる一番のポイントの第一位は「くすみがなく透明感がある」ことで54%を占めている。また、9割の人が自身の肌のくすみを「よく感じる」「時々感じたことがある」と回答しており、さらに7割以上の女性がこれらに対して充分なケアができていないと自覚しているという。その厄介な「肌のくすみ」を最も感じてしまう季節が、これから訪れる冬なのだ。
肌のくすみの大きな原因となるのが「古い角質」の蓄積だ。エイジングや乾燥などで角質層が厚くなると肌がゴワつき、スキンケアもなじみにくくなる。そんなターンオーバーが乱れた肌にはとくに、冬の乾いた冷たい空気は大敵だ。ただでさえ、気温が低くなると肌の表面温度が下がって、冷えによる血行不良が起きやすくなる。健康的な赤みが失われる上、肌に十分な栄養や酸素が行き届きにくくなるので、肌ツヤも失われてしまう。さらに乾燥が進むと毛穴が目立ち、肌のキメが粗くなってしまうことから、光をうまく反射できなくなり、くすみに拍車がかかってしまうのだ。
もちろん美容業界でも、「くすみケア」は注力されている分野だ。
例えば、近年、蜂蜜やローヤルゼリーなどのミツバチ産品を科学的な見地からスキンケア製品に活用する「アピセラピーコスメ」で注目を集めている山田養蜂場は、貴重なローヤルゼリーにわずか3%しか含まれていない超希少な油溶性成分「ローヤルゼリーオイル」に着目した日本初の原液美容オイル「ローヤルエクセレントオイル」を販売している。
洗顔後、化粧水の前にこのオイルを数滴プラスするだけで、角質が溜まってゴワついた肌を柔らかくほぐしてくれ、高い保湿力で潤いをもたらしてくれる。さらに角質層に通り道をつくってくれるので、その後のスキンケアもなじみやすくなる。オイル特有のベタつき感がなくさらっとした使い心地が評判で、リピート率も非常に高く、顔はもちろん、パサつく髪や年齢の出やすいデコルテ、乾燥する手足にも使う人も多いそうだ。
一方、FANCLが勧めているのは、洗う、くすみケアだ。同社が発売している「ブライトニング 洗顔パウダーC+」は、メラニンを含んだ角質や酸化した皮脂などを洗い流す海洋ミネラルと、古い角質を吸着してオフするホワイトクレイ、肌荒れを抑えるグリチルリチン酸ジカリウムによって、肌本来のうるおいを守りながら、透明感ある肌に洗い上げてくれる。泡立ちが良く、洗い上がりのさっぱり感とスッキリ感が評判だ。
また、KOSEが展開するオンラインサイトとコンセプトストア・Maison KOSÉ(メゾンコーセー)でも、くすみケアは人気のカテゴリーの一つになっている。同社の自然科学研究40年の集大成であり、和漢植物の成分研究および製品化技術の進化によってリニューアルを遂げた「薬用雪肌精ブライトニング クリーム」など、くすみ改善を目指す商品は多い。
そもそも、日本人は欧米人などと比べて表皮の角質層が薄い上に、糖化しやすいといわれている。それだけに日ごろからのケアが大切だ。(編集担当:藤原伊織)
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記事提供:EconomicNews
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