2024年12月29日
トヨタの上級仕様ミニバン、アルファード&ヴェルファイアが遂に1000万円超になった。新たに追加設定したプラグインハイブリッドシステム搭載車のアルファードPHEV・6座が1065.0万円。ヴェルファイアPHEV・6座が1085.0万円というプライス設定となったからだ。いずれも全席ファーストクラス並みのキャプテンシート仕様だ。
トヨタによると発売は年明けの2025年1月31日。PHEV仕様車の販売目標はアルファード&ヴェルファイア合わせて200台/月という結構な数字だ。同時に、ガソリン車・ハイブリッド車(HEV)を一部改良し、2025年1月7日に発売する。
2023年6月にモデルチェンジしたアルファード&ヴェルファイアは、家族の移動やVIPのショーファードリブン・シーンで活躍する上級ミニバンとして圧倒的な人気を誇るモデルだ。「快適な移動の幸せ」をコンセプトに開発したこのクルマは、プラットフォームを刷新し、乗り心地や快適性などの基本性能を大幅に向上させているという。
新たに設定したPHEVは、音や振動の少ないEV主体の静粛性の高い走りと、大容量リチウムイオンバッテリーを床下に搭載した低重心で安定した走りにより快適性を向上させ、ショーファーカーとの親和性をさらに高めたと、トヨタは自信を示す。
また、電気のみでエアコンを作動することも可能なため、ショーファードリブン・ユースの待機時においてはエンジンをかけることなく快適な空間を維持することができる。
搭載するプラグインハイブリッドシステムは、バッテリーに充電した電力だけでショーファードリブン・ユースの日常移動の多くでEV走行が可能なEV走行換算距離は73km。それを超える長距離移動の際にはエンジン併用で出かけられる。
ちなみに、アルファード&ヴェルファイア合わせた合計販売目標は8600台/月で普通のガソリン・ハイブリッド車の価格は510.0〜882.0万円(アルファード)、670.0〜902.0万円(ヴェルファイア)である。(編集担当:吉田恒)
記事提供:EconomicNews
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