2024年12月29日
2024年もあとわずか。今回の年末年始は最大で9連休になるとあって、帰省や旅行を予定している人が多いようだ。JR各社の発表によると、12月10日の時点ですでに前年比16%増の約364万席が予約されており、かなりの混雑が予想されている。予約のピークは、下りでは12月28日から30日にかけて、上りは1月3日と4日となっており、この期間はとくに高速道路や空路でもが渋滞や混雑が予想される。とはいえ、コロナ禍で混乱していた頃の自粛生活を思い出すと、混んでいても気兼ねなく自由に帰省や旅行ができるのは本当に有難いものだ。
帰省を予定している人の中には、手土産を何にするかと頭を悩ませている人も多いのではないだろうか。両親や家族、親戚だけでなく、故郷の友人やお世話になった人などと会う予定がある場合はとくに、相手が喜んでくれそうな気の利いた手土産を用意したいものだ。
手土産の相場は一般的に2000円~5000円程度が目安といわれているが、とくに決まりはないので、予算や関係性に見合ったものを選ぶと良いだろう。
最近は、個包装で日持ちのするスイーツを手土産にする人が多いが、家族や親戚に贈る手土産ならば、あえて鮮度を楽しむようなものを選ぶのも良いかもしれない。日持ちのするようなものを選ぶのが手土産のマナーであるかのような風潮もあるが、それだとどうしても特別感が出しにくい。地元で評判のケーキだとか、今の時期にしか食べられない和菓子などは高級感と特別感を演出できる。そもそも、スイーツが好きな人なら、日持ちに関わらず、すぐに食べてしまうだろう。一緒に食べれば、話も弾むに違いない。
特別感ということであれば、12月にユネスコの無形文化遺産に登録された「伝統的酒造り」にちなんで日本酒も話題性があってお勧めだ。家族や親戚で食卓を囲むことが多い正月はとくに、日本酒は喜ばれる手土産の一つだ。地元の銘酒はもちろん、産地に関わらず「特別な日本酒」を選ぶのも良い。
例えば、お祝い事にふさわしい日本酒としては、白鶴酒造の「超特撰 白鶴 金賞受賞酒 白鶴錦 (720ml)」や「超特撰 白鶴 金賞受賞酒 山田錦 (720ml)」などがある。白鶴酒造といえば大衆向けパック酒「白鶴 まる」があまりにも有名だが、日本一の酒どころである兵庫県の灘五郷の老舗酒蔵で、令和6年全国新酒鑑評会においても、4年連続3蔵で金賞受賞の栄誉に輝く、名実ともに日本を代表する日本酒メーカーだ。「超特撰 白鶴 金賞受賞酒 白鶴錦 (720ml)」は、受賞した3蔵のうちの一つ「本店二号蔵工場(杜氏:岡本 隆志)」で仕込まれた日本酒だ。白鶴酒造の独自開発米「白鶴錦」を100%使用し、精米歩合を38%にまで丁寧に磨き上げ、六甲山系の伏流水、厳寒の冷気、杜氏の技で丹念に醸した「芸術的な一品」と評判だ。また、「白鶴 金賞受賞酒 山田錦 720ml」も同じく金賞受賞蔵の一つ「本店三号工場(工場長:鳥井 浩司)」で仕込まれたお酒で、こちらは酒米の最高峰といわれる「兵庫県産山田錦」を38%まで丁寧に磨き上げ、白鶴の技術を集結して造り上げた最高品質の大吟醸酒だ。華やかな香りと山田錦らしいコクのある豊かな味わいが、日本酒ファンを唸らせる逸品だ。2本セットで酒蔵(杜氏)、使用米の違いを飲み比べてもらうのも一興かもしれない。
年末の慌ただしい時期に、わざわざ趣向を凝らした手土産を考えたり、用意したりするのは大変だが、せっかく贈るものだから、相手の笑顔を思い浮かべながら、本当に喜んでもらえそうなものを選びたい。相手にとって一番の手土産は、そんなあなた自身の気持ちなのだ。(編集担当:石井絢子)
5月の訪日外国人観光客数が300万人突破! 今求められる、地域の魅力
最大9連休も! GWや夏休みには快適な「フェリー旅」が人気の兆し
記事提供:EconomicNews
とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。
Copyright (C) 2006-2024 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.