2026年03月24日
今回のニュースのポイント
・米株市場では買い戻しが優勢: 直近の米株式市場では、地政学リスクの一服や原油高の反転を受けて、ダウ平均が数百ドル規模で反発し、ナスダックも大きく上昇する場面があった。米政権が対イランへの追加攻撃を当面見送る意向であるとの報道もあり、過度な警戒感がいったん後退している。
・原油反落とインフレ懸念の小康: 中東情勢の緊迫化がいったん落ち着いたとの受け止めから、急騰していた原油価格が反落する場面も出ている。これに伴いインフレ懸念がやや和らぎ、米長期金利の動きも落ち着きを見せている。為替は1ドル=159円近辺での推移。
・先物主導の買い戻しに注目: 大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇して引けており、朝方は先物売りを進めてきた海外投資家による「ショートカバー(買い戻し)」が、指数の上げ幅を牽引する構図。
24日の東京株式市場は、直近の米国市場で主要指数が揃って反発した流れを受け、買い戻しが先行する可能性があります。前日の大幅な下落を経て、市場では「売られすぎ」との見方も広がっており、朝方は自律反発を期待する動きが優勢な地合いとなっています。
背景にあるのは、外部環境の落ち着きです。直近の米国市場では、米政権がイランへの追加攻撃を当面見送る考えを示唆したとの報道などを受けて、地政学リスクを嫌気していた売りが一転、買い戻しに転じました。ダウ平均やナスダック総合指数は、いずれも前週末比で数百ドル(ポイント)規模の上昇となり、リバウンド色を強めています。
同時に、急騰していた原油価格がいったん反落に転じたことも、投資家心理の改善要因となっています。インフレ圧力の緩和期待から米長期金利の動きも落ち着きを見せており、為替市場でも1ドル=159円近辺での推移が続いています。これにより、前日まで東京市場を押し下げていた「地政学リスク・原油高・金利高」という重石は、いったん和らぐ形となっています。
市場の注目は、寄り付き後の持続力に集まっています。シカゴや夜間取引の先物価格は、前日の現物終値を上回って推移しており、朝方は先物主導の買い戻しが入りやすい状況です。直近の急落局面でショートポジション(売り持ち)を積み上げてきた海外投資家が、米株の反発を受けてどこまでカバーに動くかが、日経平均の戻りの勢いを左右することになります。
こうした株価の落ち着きは、前日までの大幅調整で冷え込んでいた投資家心理に一定の影響を与えます。特にNISAや投資信託を通じて資産形成を行う個人投資家にとっては、評価損益の改善が消費マインドへの影響を左右する「防波堤」になり得ます。また、企業にとっても株価水準の安定は、新規投資や株主還元策の検討における前提条件となるため、実体経済への波及という点でも今日の戻りは影響が注目されます。
本日のポイントは、寄り付きの「ギャップアップ(上昇スタート)」の幅と、その後の押し目の深さです。寄り付き後の利益確定売りをこなしつつ、前日終値(5万1515円49銭)を大きく割り込まずに推移できるかが、相場の底堅さを測る試金石となります。
米株の反発が一過性のものか、あるいはトレンド転換の初動となるのか。東京市場も「戻り待ちの売り」と「押し目買い」が交錯するなか、寄り付き直後の先物と為替の動きが、今日1日の方向感を左右する展開が想定されます。(編集担当:エコノミックニュース編集部)
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記事提供:EconomicNews
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