自動車関連製品市場への事業拡大について
株式会社タウ
株式会社タウ、損害車リユース事業を基盤に「総合リサイクル商社」への実現へ
~日本品質のカーパーツで世界126カ国、年間10万台以上の損害車をリユース~
報道関係各位
令和 7年02月13日
株式会社タウ
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株式会社タウ、損害車リユース事業を基盤に
「総合リサイクル商社」への実現へ
~日本品質のカーパーツで世界126カ国、年間10万台以上の損害車をリユース~
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株式会社タウ(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:宮本 明岳、以下、「タウ」)は、創業以来28年間培ってきた損害車リユース事業のノウハウと、世界的に高い評価を受ける日本製品の信頼性を活かし、グローバルな自動車関連製品市場での事業拡大を加速させることを発表いたします。
■事業内容と強み
タウは1996年の創業以来、年間10万台以上の損害車を買い取り、独自のサイトを通じて世界126ヵ国に販売し 、国内トップクラスのシェアを誇るリユース事業を展開してきました。とくにモータリゼーションが進む新興国市場において、独自の販売ルートを確立し、ダメージカーの新たな価値創造に成功しています。
2019年には、自社ブランド「CARTENDER(読み:カーテンダー)」を立ち上げ、エンジンオイルなどの自動車関連製品を19カ国で展開。さらに、タイヤ(ヨコハマ)、エンジンオイル(MOLYGREEN)、カスタムパーツ(ZEAL)など、日本国内メーカーの高品質製品を独自の販路で販売しています。
■グローバル展開の背景と戦略
タウは2025年1月に、中古パーツの販売サイトをローンチし、パーツ販売の拡大に注力しています。特にアジア、CIS諸国、南欧、カリブ諸国では日本製カーパーツへの需要が高く、これらの地域を中心に事業を拡大しています。
また、日本製品全般への海外需要に応える形で取扱商品の多角化も視野に入れ事業展開を進めています。これにより、「日本品質」を求める世界各国の消費者ニーズに幅広く対応しています。
① 日本品質への高い需要: CIS諸国をはじめ、世界各国において、日本車の高い品質に対する信頼は根強
く、日本製のカーパーツ対する需要も高まっています。
② 商品ラインナップの拡充: 自社ブランドのカーテンダー製品だけでなく、日本国内の自動車部品メーカー
との戦略的パートナーシップを構築し、海外市場向けの販売ネットワークを共同で開発します。この協業
により、商品ラインナップを拡充し、双方の強みを活かした販売シナジーを創出します
③ 販売拠点の拡充: 新興国を中心に、販売拠点ネットワークを拡大し、迅速な市況把握と在庫販売を実現し
ます。
④ CSV(共通価値の創造): 新興国の中古車市場における価格や情報の非透明性、損害車や廃車の不法投棄
といった課題解決に貢献し、持続可能な社会の実現を目指します。
■将来ビジョンと成長戦略
タウは「総合リサイクル商社」への実現を目指し、以下の戦略を展開していきます
① 品質重視の日本製品需要の取り込み:大手メーカーが参入していない地域への販売を強化し、日本製品の
新たな市場を開拓します
② 製品ラインナップの拡充:日本国内のメーカーとの戦略的パートナーシップを構築し、海外市場向けの販
売ネットワークを共同で開発します。この協業により、商品ラインナップを拡充し、双方の強みを活かし
た販売シナジーを創出し、win-winの関係構築に務めます
③ 日本製品専門店を展開:諸外国の代理店と共同し、日本ブランド価値の向上と販売チャネルの拡大を図り
ます
④ 新興国の持続可能な発展支援:環境に配慮した自動車関連サービスの提供を通じて、新興国の持続可能な経済発展を支援します。これは、SDGsの17の目標の8番目の「働きがいも経済成長も」および9番目の「産業と技術革新の基盤をつくろう」の実現に寄与し、包摂的で持続可能な経済成長を促進します
これらの戦略により、タウは海外事業における売上高を2027年度までに現在の30億円から80億円
2031年度までに200億円、へと拡大することを事業目標としています。
■日本製品メーカーへのメッセージ
タウは28年にわたる国際取引の実績と、126カ国に及ぶグローバルネットワークを活かし、日本の自動車関連製品メーカーの海外展開を強力にサポートいたします。特に、新興国市場への参入に課題を感じているメーカーの皆様に、安全かつ効果的な輸出戦略を提供いたします。
タウ代表取締役社長の宮本明岳は次のように述べています。「当社は創業以来、『世界最大の総合リサイクル商社』を目指し、損害車の循環型ビジネスを推進してまいりました。今後は、日本の優れた製品を世界に届けるプラットフォームとしての役割を果たし、日本のものづくりの価値を国際的に高めていく所存です。」タウは、日本製品の品質と信頼性を世界に広げる架け橋として、持続可能なグローバルビジネスの発展に貢献してまいります。
■株式会社タウについて
日本では、年間約200万台もの廃棄車両が発生しています。当社は、このような産業廃棄物となり得る損害車を国内で買い取り、独自に構築したインターネットシステムを通じて世界126ヵ国以上へ販売しています。当社は世界規模での損害車リユース事業を通じて、価値があるのに不要とされるモノを必要な人へとつなげモノの命を循環させる、「循環型社会」の実現を目指しています。
会社名:株式会社タウ(
https://tau.co.jp/)
本社所在地:埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 LAタワー10F
代表取締役社長:宮本 明岳
設立:1997年6月
売上高:432億円(2024年9月期)連結
社員数:607名(2024年9月末)連結
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記事提供:Digital PR Platform