2025年05月06日
三菱自動車はMIRAI-LABO社と開発した、同社の「アウトランダーPHEV」使用済みバッテリーを再利用した自律型街路灯の販売を開始したと発表した。
愛知県岡崎市ではこの度、自律型街路灯の初号機を購入し脱炭素先行地域の取り組みの一環として、岡崎市社会福祉協議会サービスセンターに設置した。岡崎市では設置した自律型街路灯を照明としてはもちろん、災害時の電力供給源としても活用する予定だ。
自律型街路灯は、PHEVのバッテリー再利用により新たなバッテリーを製造する際に発生するCO2の排出がなく、加えて本体上部の太陽光パネルで発電した電力で点灯するため、使用時にもCO2を排出しない製品だ。また、バッテリーに蓄えた電力はコンセント&USBを使用して外部給電できるため、停電時の非常用電源としても活用することができる。つまり、地域防災力の向上につながることが期待できる。
環境省の脱炭素先行地域に選定されている岡崎市は、共同提案者である三菱自とともに、カーボンニュートラル社会の実現に向けた各種取り組みを進めており、自律型街路灯の設置は、両者による共同事業第一弾となる。
今回開発した自律型街路灯は環境省の「地域脱炭素移行・再エネ交付金」の対象事業の仕様を満たしており、脱炭素先行地域づくり事業および重点対策加速化事業に選定されている自治体を中心に販売の拡大を見込む。
今回設置する自律型街路灯は、MIRAI-LABOが開発、生産した製品だ。同社の強みであるバッテリー制御システムなどのノウハウを活かし、使用済みバッテリーを活用した自律型街路灯を三菱自と共同開発した。(編集担当:吉田恒)
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記事提供:EconomicNews
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