2025年11月27日
中国の電気自動車(BEV)メーカー、BYDは日本市場におけるBYD初の導入モデル「BYD ATTO3」に、洗練されたブラックインテリアを採用し、信頼性と耐久性に優れたリン酸鉄リチウム(LFP)スターターバッテリーを搭載した限定モデル「BYD ATTO 3 Limited」を追加発表した。日本100台限定で導入する。
限定車のメーカー希望小売価格(税込)は418.0万円で、内装色はブラック。ボディカラーはボルダーグレー、スキーホワイト、コスモスブラックの3色を用意した。詳細は近くのBYD正規ディーラーへお問合せてほしいとコメントしている。
本来、バッテリーメーカーとして創業したBYDは自動車用バッテリーでも高い技術力を発揮する。熱安定性の高いリン酸鉄リチウムを使用し、それを刀のように長くて薄い形状にしたブレードバッテリーを開発した。これをバッテリーパック内に効率よく敷き詰めることで、「安全性」「強度」「航続距離」「寿命の長さ」、さらには高い「動力性」を獲得したのである。
車載バッテリーの主流とされる三元系バッテリーには、基本的に熱安定性に脆弱という弱点があった。その克服を目指したのがBYDの「ブレードバッテリー」だ。eモビリティの心臓とも言える革新的なバッテリー技術をご紹介しよう。
BYDのBEVが搭載するe-Platform 3.0は4つの特徴がある。ブレードバッテリーを前提に、EV専用に開発し、ブレードバッテリー、8in1電動パワートレイン、高効率ヒートポンプシステムで構成される。
大きな特徴のひとつが高い安全性。ブレードバッテリーとバッテリーパックがシャシーの一部を構成することで、高度な車体剛性と安全性を実現した。また、低重心でフラットな床面と長いホイールベースによって広い室内スペースが確保でき、車両デザインの自由度が向上した。エクステリアはスタイリッシュで力強いフロントビュー。近未来を予見させるしなやかなアスリートのようなフォルム。
そして効率のよさだ。モーターや制御システムなどを集積して一体化と軽量化を図り、高い効率性を実現している。さらに、車両の制御、各種支援システムなどを緊密に統合し、高度なインテリジェント・ドライビングを可能にしたのが「BYD ATTO3」だ。
充電時は約30分で30〜80%をチャージ。空力性能Cd値0.29を実現し、高速走行時の空力性能アップ15.6インチの電動回転式タッチスクリーンや、開放感をもたらすパノラマサンルーフで快適な車内空間を実現している。(編集担当:吉田恒)
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記事提供:EconomicNews
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