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日産再生への“狼煙”第一弾 BEV新型「日産リーフ」発表 気になる航続距離はWLTCで600km超

2025年06月19日

空力特性に優れたデザインを目指して設計した新型...

 日産自動車は、第3世代となるBEV専用車種である新型「日産リーフ」をグローバル市場に向けて発表した。「日産リーフ」は2010年の初代発売以来、15年間で世界市場に約70万台を販売し、その推定累計走行距離は約280億kmに及ぶという。この程発表となった新型「リーフ」は、長年にわたり蓄積した日産のBEVに対する豊富な知見を最大限に活かして開発した。

 新型「リーフ」は、2025年秋に米国で販売開始を予定、その他の地域ではその後、順次展開する。生産は日産の栃木工場と英国サンダーランド工場が担う。

 新型のニュースでポイントのひとつはエクステリア&インテリアのデザインだと日産は云う。見た目の概観は、これまでの5ドアHB然としたオーソドックスな出で立ちから、クロスオーバーSUVとでも云うべき印象に一変した。ボディサイズ全長×全幅×全高4405mm×1810mm×1550mm、ホイールベース2690mmと、Bセグモデルとしては決してコンパクトとは云えないボディだが、デザイン上の特徴は以下に述べるとおり。

 デザインを担当した神奈川・厚木の日産グローバルデザインセンターでは、新型リーフのエクステリアを設計するにあたり、空力性能に優れた大胆なデザインを目指した。その結果、日本仕様で空気抵抗係数( CD値)が0.26という優れた空力性能を実現。欧州市場向けの一部仕様では、専用タイヤやドアミラーの採用により、さらに低い0.25を達成した。

 新型リーフのキャビンは、快適性と機能性を追及して設計し、広々とした空間となった。プラットフォームはCMF-EV型を採用しており、フラットなフロアに加えて、空調ユニットをモータールームに配置したことで、開放感ある前席足元空間を実現した。

 シートは前席、後席ともに、ゼログラビティシート構造とした。そのうえで後部座席は6:4の分割可倒式を採用している。荷室容量は後席を通常位置とした場合でも426リッター(VDA)を確保している。

 CMF-EV型プラットフォームをベースに開発し、フロントにはストラット式サスペンション、リアはマルチリンク式サスペンションを採用し、快適な乗り心地を実現したという。

 これまで個別の部品で構成されていたモーター、インバーター、減速機を一体化した、新開発のパワートレーンの採用で、従来モデルより10%小型化されており、日産独自のモーター制御技術により、静粛性の向上とスムーズな走行性能を実現した。さらに、新しい高剛性モーターマウントにより、モーターの振動を従来比75%低減した。

 搭載するバッテリーは、温度調整機能を備えたリチウムイオンバッテリーが2種類用意されている。52kWh仕様車は出力&トルクが130kW/345Nm、もう一方の75kWh仕様車は出力&トルクが160kW/355Nmとなる。満充電時の航続距離は約600km(WLTCモード・75kWh仕様)超と実用上十分余裕がありそうだ。

 価格、詳細なスペック、装備などについては発売時発表の型式認定結果を待ちたい。日産復活の第一弾の狼煙として500万円を切る程度のプライスラインに期待したい。(編集担当:吉田恒)

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